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秩父鉄道1000系、灼熱の旅(2011年)

秩父鉄道の1000系(旧国鉄101系)がいよいよ終焉の時を迎えております。筆者の世代にとってとても馴染みのある車両が現役を引退してしまうのは、何かノスタルジックな気持ちになります。模型の世界ではまだまだ主力車両として走らせておりますが、現物を交えながら何度かに分けて少し取り上げたいと思います。

というわけで、2011年夏、何を思い立ったか灼熱の熊谷に降り立ちます。


▲秩父鉄道の主力通勤電車(だった)1000系がお迎え。1008F、1010F

この時、何だか急にこの元101系に会いに行きたくなったのです。「非冷房電車」という、今では中々味わえない贅沢を求めて。

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▲熊谷駅側線には、今は亡きチョコバナナも。この塗装、より暑苦しさを増しますね(^^ゞ 1007F

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▲予感が加速するじゃありませんか!

周知のことではありますが、秩父鉄道1000系電車、何故か中間車だけが冷房化されず、国電オリジナルを保っているのです。冷房漬けの貧弱な体となった筆者に喝を入れるべく、日本最高気温を達成したこともある熊谷(最近は舘林に負けてますけど)で、あえて非冷房車に乗って、日本の夏を全身で受け止めようという試みです。(注:2011年のことです)

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▲1日フリー切符を買い求めていざ乗車!やってきたのは1005F、これに乗って一旦羽生まで行き、一気に三峰口まで夏を楽しみましょう。

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▲冷房装置の無い天井はとても広く感じます。

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▲扇風機のありがたみを感じます。この扇風機はJNR(国鉄)のものではなく、秩父鉄道の旧型車からの流用品のようでした。

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▲天井に弧を描くこの妻面に、薄緑色に塗られたスチール製(で合ってるのかな?)の貫通扉。ノスタルジックですな。

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▲これまた暑い羽生から、折り返し三峰口を目指します。

開けた窓から聞こえるレールの継ぎ目の音。モーター音。車輪のきしみ。停車すると蝉の声。良いもんですな。。。不思議と耐えられない暑さというものは無く、窓から入る風と扇風機の風が心地よかったのです。

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▲羽生から三峰口は沿線風景も変化に富んでいて、飽きのこない旅でしたよ。

羽生から寄居までは平野部。寄居を過ぎると渓谷に入って行き武甲山が見えれば秩父市街地。そして山深く三峰口まで登って行きます。山間部に入ると空気が変わるのをダイレクトに感じます。人間の制御する冷房装置という稚拙な機械によって、今はこういう贅沢を味わえなくなってしまいました。

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▲楽しい時間はあっというまに過ぎ、終点三峰口に到着。グローブ型ベンチレータが雰囲気を盛り上げる非冷房車の側面。

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▲この後、旧型車や貨車が展示されている広場を見学した後、駅前の蕎麦屋で昼食をいただいて帰路につくのでした。

秩父鉄道、ぶらりと出かけられるとても良い鉄道ですね!
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ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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