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天賞堂の8630五能線時代


▲天賞堂の国鉄8620形、8630の五能線時代です。(箱から出した状態で部品未取付です。)

筆者の偏った蒸気機関車趣味ですが、大正時代の代表的機関車「ハチロク」が入線しました。
前回、タキ29300のときに「今年ラスト」と宣言していたのですが・・・

天賞堂の「ハチロク」は8630の特定番号で模型化されており、デフのないシンプルな姿が魅力の水戸時代、晩年弘前に移り重装備となった五能線時代、そして梅小路保存機となった今の3タイプが模型化されています。

「キューロク」は、蒸気機関車のシンプルで美しい姿を楽しむためにデフ無しを選択していたのですが、「ハチロク」は一転して寒冷地の重装備状態である「五能線時代」を選びました。

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▲機関士側の窓は旋回窓に改造されています。

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▲一方、機関助手席側は大正機を思わせる優雅なオリジナルの窓のまま。

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▲いかついスノープラウがいかにもといった感じ。回転式火の粉止めが晩年感漂います。

当時「ハチロク」が集結していた五能線の写真を見ますと、多くはシールドビーム化されており、ヘッドライトが最後まで原型だったのは、この8630ぐらいだったのではないでしょうか。
8630は「ハチロク」の中でも初期製造のものだったので、将来の保存を意識してのことだったのか、この辺りは詳しい方に聞きたいところ。

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▲バックから。キャブ屋根は延長されている。

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▲テンダーのアップ。テンダーのヘッドライトはシールドビーム化されている。

雪国の北東北に多かったであろう、キャブ屋根の延長。テンダーはオリジナルからは交換されているらしいですが、筆者SLは素人で、まだそれを見分ける域には達していません。

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▲8630の五能線時代の特徴である門鉄デフ。

平機関区時代にはデフ無しであり、五能線管理所でも当初はそのままだったことがネット上の写真で確認できています。この門鉄デフは、元々豊後森機関区より五能線管理所に移籍した78627が装備していたものであり、同機に廃車体から譲り受けた標準デフを装備したときに、余った?門鉄デフ譲り受けたということです。

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▲キャブ周り。ナンバープレート等貼っていませんのでちょっと寂しいですが。

「ハチロク」のキャブ周りも、窓の形状含めいろいろなタイプがあるようです。まだまだ勉強不足ですなぁ。
ただ、一つ云えるのは初期製造の「ハチロク」に見られる、キャブ裾のラインがS字が無いところでしょうか。これはおそらくキャブの裾あげをした時に改造されたか、キャブそのものを載せ替えたのではないかと、素人的には思います。
また、真横から見ると屋根がテンダーのうえまで延長されているのが良く分かりますね。

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▲公式側

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▲非公式側

8620というと国産初期の代表的旅客機で、同時期の9600と比べるとスマートでスタイリッシュな雰囲気が魅力かと思います。本来であれば、こういう機関車ほど初期のシンプルな姿が美しいと思うのですが・・・

筆者、このところ北東北、特に弘前の街や岩木山周辺から日本海側の五能線沿線に思い入れがあり、この天賞堂製品はずーっと長いことターゲットになってました。
何度か購入する機会もあったのですが、実物のスーパーカブが買えてしまう値段におののき躊躇しているうちに市場の在庫がみるみる減り・・・ついに天賞堂本店からも在庫が無くなる状況に。結局通販部から出してもらって事なきを得ましたが、今回は自分の予定としては前倒しで入線することになりました。

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▲スノープラウ、門鉄デフ、キャブ屋根延長・・・
もはや8620の原型からはほど遠いですが、それでもカッコいいです。

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この年末年始のお休みを活かして部品を取り付け、九州の9600とのあり得ない並びを実現したい(笑)と思っています!
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ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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