TOMIXのお座敷客車スロ81系(青)


▲水戸の「ふれあい」ではなく、あくまで南シナの「品座」で整備予定です。

東京機関区のゴハチに牽引させる客車を探していて、当時買っておけばよかったなーと悔やんでいた一品に出会いました。
そう、TOMIXの初期製品(金箱)のスロ81、スロフ81(青)の6両セットです。

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▲もちろん、整備はこれから。ベンチレータに、手すりに、室内灯に、インレタに・・・嬉しい宿題増えちゃいました(^^ゞ

初期製品ってことで、日光モデルさんの台車を履いてます。
それにしても当時は筆者も若かった。何がお座敷ジャ!なんて思っていたんですが、この年になると、ああ!こんな列車で宴会しながら旅行なんて楽しそうだな。しかも旧型客車だし。と妙にしみじみと年寄り趣味になってしまったのです(笑)
今になって或る機関車が入線した今、個人的に14系座席車と並んで東京の客車に注目するなか、燦然と輝く「品座」の魅力に気付いてしまったのです。

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▲懐かしの金箱。箱はかなりくたびれてしまっていますが、中身はれっきとした新品です。

そんなこんな思っているうちに、この業界。在庫など残るはずもなく。無いものと思ってやり過ごしていましたところ、何てことは無い近所のワムさんにぶらり散歩に出かけて、いつも見慣れたショウケースをのぞいていたら・・・発見。店主が自社製品企画の参考のために購入したものらしいですが、それを手放したとのことでした。

ちなみにワムの店主、40年前にマッハ模型に務めた経験があるとのことで、(筆者も約40年前にマッハ北千里店で積水金属の鉄道模型を買ったもらったのがきっかけでしたので)そのお話で盛り上がりました。

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▲スロ81系とは一見なにも関係ないように見える、鉄道ファン1980年8月号。

筆者がまだ奈良に在住していたころに購入したものっぽいですが、この号の「新車ガイド2」に「品座」が詳しく紹介されています。

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▲国鉄大宮工場の押川さんというかたが執筆されています。

当時赤字の国鉄にあって、団体旅行向けの和式客車は大人気で、1978年まで全国で作られたスロ81系も引っ張りだこだったようです。東京も多数の予約に対して他局から借りて運転する状況であったことから、増備することになったとのこと。

この客車の製作にあたっては大宮工場でプロジェクトチームが発足し、和式客車としての内装や編成としての電源設備などに相当工夫を凝らして設計された様子が熱く語られていました。

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▲1車輌に二か所ある欄間は、秋田杉の一枚板からなるとか!

各号車に床の間を設けたり、天井の杉の柾目の方向をそろえたり・・・実は贅をこらした車両なんです。
昔は旧型客車をお座敷にしただけで、なんでグリーン車なんだよとか、ケチをつける気持ちがあったのは否めないのですが、今この新車ガイドの紹介文を読んでしまうと、過去の浅はかな自分を恥じるばかりであります。

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▲スロ81。今はすっぴんですが熱い思いにこたえるべく、丁寧に仕上げてゆきたいと思います。

紹介されていた鉄道ファンは1980年8月号ですが、記事には「54年度6両を改造することになった」とありますので、1979年度予算、1980年初頭に竣工だったのでしょうか。このあたり、今のところ確かな情報が得られておりません。

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▲スロフ81。テールサインもこれから。

青15号に腰板部の白帯二本が良いです。もちろん、これ以前のグリーン帯もよかったのですが、筆者的には白帯二本のほうが何だか特別な感じがするので好みです。
旧型客車最後の特急列車となった、お座敷踊り子号とか、筆者自身がこの列車に乗って宴会している姿とか(笑)・・・妄想が膨らみますなぁ。

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はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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