九州鉄道記念館


▲9600、北九州の炭鉱が良く似合う機関車ですね。筆者の興味より少し前時代となりますが、SLの中では8620とともに好きな機関車です。

関門海峡から「潮風号」で再び門司港エリアに戻ってまいりまして、あまり時間が無かったのですが、駅前の九州鉄道記念館を訪れました。

門司港の電車区?に沿った一角に屋根付きの実車展示エリアと、一段高いところに屋内展示(こちらは古典客車以外は実車はありません)のスペースがあります。ここでは選りすぐられた実車を中心に。

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▲筆者の好きなEF10です。これは車体が四角くなった後期のタイプですね。(EF1035)

窓枠のみがステンレスのように見えますが、この機体の外板はステンレスです。これは関門トンネルで使用するためにステンレスに貼り替えられた後期の3両(35,37,41)のうちの1両なのです。ただし、実際にはこのように茶色に塗装されたので、ほとんど区別がつきませんね。なお、中期の丸ボディにも同様な機体(24号機)があります。

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▲キハ0741。初期型が原型に近い形で残っているのはここだけです。(片上鉄道には動態保存もありますが、あちらは随分改造されてしまっています・・・)

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▲もちろん車内に乗り込むことができます。土足厳禁ですが。ATSマークが最後まで実用されていたことを物語りますね!

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▲床はピカピカに磨きあげられ、シートも清潔に保たれています。

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▲流線形の前面も含め、この時代の車両の豊かさみたいなものを感じますね!

キハ07も筆者の好きな車両で、特にヘッドライトが埋め込まれていない0番台がこのように美しい姿で保存されているというのは喜ばしいことです。それにしても、かつてフクシマから出ていた16番キハ07の模型、とても良いお値段でしたので買えませんでしたが、今から思うと無理してでも買っておけばよかった・・・とそんなことばかりです。

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▲お次はこれ!581系クハネ581に見えますが・・・

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▲国鉄末期の格下げ改造車、715系0番台のクハ715でした。塗装のみ種車時代に復元したのですね。

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▲車内はこの通り。近郊型電車として改造されています。高い天井が寝台車時代を物語っていますね。

これはこれで面白い展示方法かもしれませんね。

九州地方は581系から改造された、715系0番台。(交流電車)
東北地方は583系から改造された、715系1000番台。(耐寒型)
北陸地方は583系から改造された、419系。(交直流車)

他の地域は種車が583系と言ってもモハのみで、先頭車や付随車は581系も混ざっているようです・・・(電気車研究会刊、福原俊一著「近郊形交直流交流電車」より)

国鉄末期、新増車を作る予算も取れず、何と特急型寝台電車からこのような近郊型電車への改造が行われました。その当時の記録として貴重な車両です。原型として残すことも大切ですが、時代の流れを示すことも大切なのではないでしょうか。

いずれも東北や北陸への各駅停車の旅では、元特急電車ということで乗り心地も良く大変お世話になった親しみのある車両です。北陸ではつい最近まで走っていましたが、このように保存されることは無かったのではないでしょうか。そういう意味でとても貴重な記録ですね。

この後、パノラマや歴史的な展示も含めた屋内を楽しみましたが、小さいながらも凝縮した展示内容でした。

門司港駅舎は平成30年3月の完成を目指して改修中とのことです。トロッコ列車、記念館とあわせて充実したエリアになりますね!
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