フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)を組み立てる(2)


▲テールライト発見!(エコーモデルNo1723客車用テールライト)それにしても老眼泣かせが続きます。

週末になりましたので、マニ37の続きです。
パーツ箱をあさっておりましたら、エコーのテールライトが出てきましたので、レンズのみ流用することにしましょう。筆者の場合ケースがあっても真鍮工作はしませんので、使いませんしね。

#何故このパーツがあるのかは不明!昔は意気込んでいたのか!?

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▲サイズはフジモデルの客車にもぴったりと合いました。こちらもゴム系接着剤で固定。

それにしても、この手の細かいパーツは老眼鏡をかけても厳しいですなぁ。

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▲両側、計4個のレンズ装着完了。

牛歩戦術で完成に近づいていきます。続けて、気が重いですがガラス窓保護棒に取り掛かりましょう。

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▲こんな感じのパーツが同梱されています。

この窓の幅ですと、6本の保護棒がちょうどよく収まりますので、あらかじめ切り出しておきます。
ただし!実車の写真を見ると、ドアのところは5本、窓は4本が正しいようです。

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▲あくまで模型としての美しさを求めて・・・と言い訳して6本にします。

模型は棒の幅が狭いので、実物の本数に合わせると、逆にやや不自然な感じになってしまいますので、均等間隔となる6本にしました。
こだわる方は一本一本切り出してみましょう!

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▲保護棒が付くと、何だかそれっぽい雰囲気に近づいてきますね!ニンマリとしながらの作業。

こちらもゴム系接着剤で。いったん仮置きした後、微調整がきくのが良いところですね。失敗しても剥がれますし。
ちなみに筆者、瞬間接着剤は苦手でして、ほとんど使いませんし、そういえば手元にもないです。

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▲裏から見ると、あんまり恰好良いものではありませんが、ま、表面に歪みが無ければ。

さてさて、地道に貼り付けてゆくこと小一時間。

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▲窓セル、保護棒までは完了!

うん、保護棒が付くといよいよ荷物車然としてきました。良い感じです。
続けてインレタを!と思いましたが、手持ちで「マニ」を含むインレタがどうしても見当たらず、諦めることに。
地元のワムさんや日光モデルさんにはクロマヤのインレタは置いてなかったし、明日にでもエコーモデルに行って調達してきましょうか。

ってことで今日はここまで。
お仲間を引っ張り出して並べてみました。

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▲天プラ再生産品 マニ36EGと連結してみて。うん、悪くないです。

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▲さらに、昔の天賞堂ブラスのマニ60やらマニ36やら。

昔の製品は大らかさが目立ちますが、フジモデルの素組みとの連結では丁度良く似合います。
郵便荷物車系の客車としては、他に先日KATOに持ち込んだマニ60や、天賞堂ブラスのオユ10非冷房、TOMIXのオユ10非冷房があります。
これらだけで組成してEF56で牽引させてみたいですね!

(つづく)

今回の参考図書は以下の通り。
クリエイティブ モア社刊 『荷物車・郵便車の世界』(西橋雅之・石橋一郎著)
ネコ パブリッシング刊 『RM LIBRARY135 マニ35・36・37形(下)』(藤田吾郎著)

フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)を組み立てる(1)


▲おもむろに日光のTR23。最近はブレーキシューが別付けなんですね(@_@) 老眼に厳しい!

※上記の台車形式について、しばらくの間「TR11」と誤った記載のまま放置しておりました。
 謹んでお詫び申し上げますとともに「TR23」であると訂正させていただきます。


色々触発されるものがあり、長く箪笥の肥やしとなっていたフジモデルの塗装済みキット、マニ37を組み立てます。
東北方面のパレット輸送にも使われていましたので、そういったイメージで使用予定です。
マニ37といってもたくさんタイプがありますが、割とノーマルなスロ50から改造されたタイプ。ま、気負わず、お気楽に。そのまま素組みで組み立てましょう。

で、まずは台車から。気負わずと云っておきながら、スポーク車輪をおごってしまう筆者。
おしゃれは足元から!?

ってことで気負わずブレーキシューも取り付けます。上の写真のように、組み立て前にシューを並べておくと、取り付け位置を間違わずに済みますね。取り付けにはゴム系接着剤をごく少量。糸が引いたら凸側に巻き付ける感じです。

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▲一つの台車に対して4か所取り付け。

取り付けるにあたっては、一端このように分解してからのほうがやり易いです。分解しなければかなり難しい気がしますね。

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▲はい、1個出来上がり!車輪の絶縁の向きに気を付けましょう。

確かに単体で見ると、ブレーキシューが一体型のものに比べて立体的でカッコいいですね。
ちなみに筆者は塗装はしません。賛否両論あると思いますが、何となくこの金属っぽさが気に入ってますので。
#っていうか毎回ぼやいている通り、ベランダを含む自宅で塗料のスプレーを使えないというのが最大の理由か!?

ま、後は付属のネジやらナット、バネ、ボルスターなどを使って床板に取り付けます。

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▲裏面から見たところはこんな感じ。

台車の絶縁方向が、それぞれ違う向きにしておきましょう。筆者は今回は室内灯や尾灯を付けるつもりはありませんので、あまり関係ないのですが、電装される方は必須です。

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▲上から見るとこうです、はい。

で、一番面倒なのは窓セルを張る作業。この作業中の写真はありません。
ひたすら地道に窓セルを必要な幅に切り、ゴム系接着剤で慎重に取り付けてゆくだけです。

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▲トイレ窓はすりガラスではなく実車写真に基づき白ガラス。

白ガラスはそのあたりにあったポリのクリアファイルから切り出しました。何だかちょうどよい感じだったので。
さらにキットに付属しているガーランド型ベンチレータ、貫通幌の取り付けまでは完了。ともにもゴム系接着剤を付けた後、あらかじめ空いているガイドの穴を頼りに取り付けるだけ。
とても親切なキットですね。
最後にゴソゴソと道具箱から出てきたケイディーカプラーNo.5を取り付けておきました。

とにかく半田ごてで組み立てたり塗装しなくてもそれっぽいところまでは出来上がるのが、この塗装済みキットの良いところです。
もちろんディティールにこだわりたい場合はどんどん手を加えて行けばよい訳で。

さてさて、窓の内側に張る保護棒については時間切れにつき、今度の週末にできれば・・・インレタがないのでエコーに買いに行かなくちゃ。あ、テールライトのレンズもあったっけか??

とりあえず今日はここまで。ってのが月曜日(2017/1/23)の作業でした。

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つづく

天賞堂のED78 パンタグラフの不具合修正


▲このところ大活躍の天賞堂ED78 8です。

いつ頃の生産だったか、2017年1月現在、最新の天賞堂製のED78です。このときは登場時の前面窓プロテクタ付き(ED78 3)とこのKE72Hジャンパ栓とヘッドマークかけ追加の1次形、側面運転室窓アルミサッシ改装の比較的新しい時代の姿(ED78 8)が追加生産されました。

長年待ちわびた製品でしたので、かなり無理をして2015年8月に購入。筆者の好みから、前面窓プロテクタのない、通常時運用仕様のED78 8を導入しました。

さて、筆者の模型ですが、前回KATOに持ち込み運転していたときに、横で見ていた方から
「パンタグラフ壊れているよ!」とのご指摘をいただきました。
ええっー!?と内心激しい動揺に包まれながら平静を装いパンタグラフをチェック。
確かに、バネのカバーのパーツが、シューに引っかかったまま上昇してしまっている。
目の良い方は前回の写真を観察してみてください!

不幸中の幸い、シューにフックが引っかかったままだったので、パーツをなくさずに済みました。

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▲パンタをよく見てみると、アレレ、何だかバネがむき出しになってます。

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▲このパーツがパンタグラフに引っかかったままポロリと取れていたのです。

指摘してくださった方は、盛んに天賞堂にクレームを入れたほうが良いとおっしゃってくれたのですが、こちらも輸送時に散々揺らしてますし、それ以前に、こんなものゴム系ボンドでポチッとくっつけちゃえば用は足りますので、そういうことにしました(笑)
クレームしたり、銀座に持ち込むほうが数倍面倒だし、そんな時間も取れないのです。

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▲そんなわけで、ゴム系接着剤でくっつけてみました。補修前と比べてみてください!

再びパンタグラフを畳んだり、上昇させたりと試しましたが、強度は十分なようです。ま、これで良いんじゃないでしょうか。
形あるものは壊れる、と昔のどなたかが言ったようですが、こんな感じに気楽に向き合いたいと思います。

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▲それにしても美しいパンタグラフですね。

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▲改めて全身を。

我が機関区では大柄な機関車ですが、客車を6両ばかり牽引させると、機関車の大きさはあまり目立ちません。

このED78、現役当時は国鉄の最新技術を投入した交流回生ブレーキを持つサイリスタ制御の機関車としてEF71とともに福島機関区に所属し、板谷峠を中心に福島-米沢-山形間で活躍、さらに軸重可変装置を装備したED78は線路規格が弱い仙台-山形間の仙山線でも使用されました。

以降のローカル線交流電化時には標準機として増備される予定でしたが、その後ローカル線が交流電化されることはありませんでした。そればかりでなく、標準軌化により板谷峠を追われ、頼みの仙山線からも貨物列車がなくなるなど、期待されたほどの活躍無く姿を消してしまいました。現役時代は新しいが故に、ファン層からもあまり注目されず、最後はED77とともに東北の片隅でひっそりと消えていったイメージがあります。

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▲せめて模型の世界では思う存分走らせてやりたいですね!

今でも、欲を言えば、2007年当時に発売されたラインナップが良いと思っています。ED78、EF71が最も活躍した時代設定に思えるからです。この時代のタイプが再生産されれば真っ先に飛びつくかもしれません。いや、せめてオークションで出ないものかと、EF71とともに時々チェックしたりしてます!

ま、いずれにせよ気長に向き合います。

新年運転会2017


▲今年の新年運転会は西落合のKATOさんにて。(2017/1/15)

毎年恒例?の横浜K氏との運転会。今年は西落合に車両を持ち込みます。
実は筆者、KATOのレイアウトは苦手。ここはカーブがきつくて!16番ゲージで連結間隔が広がるのが苦手で、急カーブ対応車両があまりないのです。

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▲とは云え、気を取り直して。

先日整備したスハ32系を主体とした旧型客車と、おなじみ天賞堂ED78 8を持ち込みました。
こうして眺めてみると、やはり風景の中を走る車両というものは良いものですね。

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▲発車!KATOのオハ35ブルーも混ぜてみました。

このKATOのオハ35は、まだimonカプラーに変えていないものですから、やはりこういうところでは連結間隔が気になってしまいます。

なお、外側線を走らせてもらっていますが、順方向に走らせると脱線してしまう地点がありましたので、こちら向きに走らせています。不思議とこちら向きではその地点でも脱線しないものですから。

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▲KATOのオハ35系も美しく良い製品です。残念ながら今日現在、茶色は市場在庫が切れている状態でした。

KATOももう少し16番ゲージの製造に熱心だったら良いのに。ま、Nゲージの製造が大変で追いつかないのでしょうけれど。
編成は以下の通り。
ED78 8 + マニ60 + スハフ32 + スハ32 + オハ35(青) + スハ32 + スハフ32
茶色編成にちょっと青が混ざっているとアクセントになって良いですね。

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▲エンドレスの反対側の風景から。架線柱が被っちゃっていて、鉄道写真的にはダメダメですね。

やっぱり走行シーンはサマになりますね!実はこのED78,電暖表示灯が点灯することに、今日初めて気が付きました。友人Kがトンネル内走行シーンをみていて気が付いたのです。確かに、写真ではわかりにくいのですが、点灯してました。

床下にスイッチが三つありますので、もしかしたらそのどれかが電暖表示灯ON/OFFなのかもしれません。ちなみに点灯していると電気暖房未使用中ということらしいです。

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▲このマニ60はフジモデル塗装済みキットをK氏が組み立てたもの。

K氏が国鉄から完全撤退したときに、わが客車区に移籍したものです。実は天賞堂ブラスのマニ36を持ってこようとして、暗がりの中で知らずに手に取って鞄に入れてしまったもので、不本意だったのですが、運転上は特に支障なく調子よく走ってくれました。

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▲駅を出発する感じに、静止して撮ってみました。

コンパクトカメラなので限界がありますね。本当はライトぴかーだとかっこよいのですが。それにしても荷物車はアクセントになって良いです。

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KATOのレイアウト、風景や線形は良いです。あとは、脱線せずに走らせられればといったところです。
これがユニトラック以外のレールで、カーブをもう少し緩やかにしていただければ、それだけで嬉しいのですが。それをKATOに云うのは筋違いですね。

自分でもこういうレイアウトを持ちたいものですが、スペース的にも厳しい話でありまして、お座敷運転で脳内変換するしかなさそうです。というわけで、写真に撮り忘れたK氏の近鉄3300、1400とともに楽しい西落合新年運転会は過ぎ行くのでした。

おまけ

もう1回走らせる機会がありましたので、こんどはこんな車両を内側線で走らせました。

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何故キハ30が1両たたずんでいるかというと。カーブがきつすぎて、エンドウのデフォルトのナックルカプラーでは車体が接触し脱線してしまうのでした!

天賞堂スハ32系客車


▲スハフ32 EG原型扉

購入してからずいぶんと経っていた天賞堂プラスチック製のスハ32系。この冬、ようやくインレタを張り出走準備が完了しましたので、ご紹介します。

スハ32系、戦前の特急用三等客車に由来し、晩年は東北や九州のローカル区間に時々連結されているといった感じではなかったでしょうか。古くなっても品の良さがあるというか、小窓が並ぶ姿がとてもかっこよく気に入ってます。

筆者、国鉄広しといへど、客車列車は東北方面を想定していますので、必然的に電気暖房装置が必須となります。この製品の発売当初はそんなに予算もかけられなかったので、オハ35系に1両ぐらい混ざってればよいかと、この原型扉のスハフ32を1両だけ調達しておりました。

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▲最終的には今日までに更新扉バージョンを3両追加。こちらはスハフ32 EG更新扉です。

原型扉を重んじておりましたが、この更新扉も良いです。古い客車ですがドアだけ新しくなっているというのが、筆者の好きな晩年感がにじみ出ていて、これまた悪くないです。赤い電機機関車に似合いそう!

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▲リベットの目立つシルヘッダー。雰囲気出てますね。

改めて眺めてみるとこの製品、天賞堂プラスチック(略して天ぷら)の初期製品にも関わらず、とても細部にこだわった良い模型でした。例えば、ドアノブなんかちゃんと銀色の色差しがしてあったり(別パーツかな??)、床下もそこそこディティールがあります。室内灯も予め装備し、かつコンデンサーまで搭載しているとのことです。

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▲こうやって頭上から眺めてみると、屋根の丸みと車端の絞り込みがよいですね。

てな訳で、この年末に都内のお店を歩き回り、とりあえず4両編成にしてみました。
残念ながらEG原型扉は残っていませんでしたので、残る3両は全て更新扉ですが、晩年の東北方面なんて、いかにもこういうHゴムの更新扉が走っていそうでしたからね。却って良かったのかもしれません。

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▲絞り込まれた車端の連結部分に萌えー!

インレタについてはいつも迷います。東北方面も細かく云うと色々ありますが、すでに貼り付け済みのKATOのオハ35系は仙フクにしていますので、車歴研究家のK先輩に助けていただき福島客車区の番号をピックアップして選択し貼り付けました。
とは云え、その番号のものが原型扉だったのか更新扉だったのかまでは分かりませんでしたので、そこはご容赦を!

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▲そのほかスハ32 EG更新扉2両。書いてませんでしたが、もちろんすべてぶどう色2号のタイプです。

良い感じです。実際には各型式の客車と混ぜて使う予定ですが。
今年はジャンジャン客車が竣工しそうな予感です。

ディーゼルカーはどうなったかって?
ふふふと笑ってごまかしましょう(^^ゞ

2011年、阪堺電軌我孫子道(2011/6/25)


▲我孫子道車庫にて、許可を得て撮影(2011/6/25)

営業担当だった当時、大阪出張明けの翌日に大好きな阪堺電車に乗りに行きました。
恵美須町から浜寺駅前まで乗った後、我孫子道まで戻りました。我孫子道には阪堺電車の車庫がありますので、あわよくば柵の外から電車、特に旧型車が撮影できないかという思いがあったのです。

しかしその後、思わぬ喜びが待っていました。我孫子道駅では売店で鉄道グッズを売っているのを知っていましたから、マグネットの行先方向板などを買い求めたのです。
その際、おばちゃんから「お兄さんも見学?」って聞かれたので、もしやと思い「見学って?車庫見学できるんですか?」と聞いてみたら手続き方を教えてくれたんです。昔だったらいざ知らず、この世知辛い世の中、車庫見学をさせてくれるなんて!

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▲水戸黄門の印籠よろしく、これさえあれば無敵デス!

出張帰りのスーツ姿にビジネスバッグ。ちゃんとした格好だったのが良かったのかもしれません。業務部さんで無事手続きを行いまして、意気揚々と車庫に入り込みます。もちろん筆者も新人の頃の職場の一つであった「とある機関区」で習った左右指さし確認を忘れずに。

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▲最初のお出迎えはこの人。デト11。

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▲この車のパンタの裏側はどうなっているのかと思いきや、電灯が。

その先に、念願の旧型電車が見えています。関西に住んでいる頃にはモ121という元大阪市電1600がおりましたが、今まだ現役の阪堺電軌モ161はそのそっくりさんでもありますね。いそいそと、しかし安全第一で庫内に足を踏み入れます。

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▲ついに出会えた、モ161。しかも、トップナンバーのモ161です。

美しい、その一言です。
昭和3年製造、戦前の少し大型の郊外電車(13mクラス)の姿を今に残す、貴重な存在です。云わば生きた化石と申せましょう。ちょうどこの時、内外装含めて南海電車の軌道線当時の姿に復元されたばかりの頃です。

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▲美しく整備された端正なお顔立ち、深い緑色と窓枠と屋根のブラウンの調和が涙ものです。

いいものを見せて貰った。もうこれだけでも十分満足なんです。
でも、せっかくの許可書、車庫の隅々まで見学しましょう。

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▲こちらはモ350。これまた大阪市電で云うところの2600に相当する車両。

いわゆる和製PCCカーが流行ったあのころ、東京都電では5501、5502、7020、大阪市電では3000というPCCカーがまじめに作られていましたが、その後はコストダウンのため伝統的な制御方式に改めた形式が作られています。

東京なら5503以降や7021以降、大阪ですと2600とかですね。南海でもモ501とういカルダン駆動の和製PCCカーが製造された後、ボディをモ501と同等としながらも、旧型車の足回りを利用したモ350が生まれたのです。
どこの都市でも同じ流れだったんですね。

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▲外にもモ161形が。モ162のサイドビューをどうぞ。

こちらは塗装のみ復元したものですね。車庫の裏手には各時代の塗装となったモ161形が多数留置されていました。もう嬉しいの何のって。

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▲同じくモ162。後ろには詳しいことはわかりませんが、各時代の塗装が。

四角い車体、深い屋根、関西の電車然としたこのスタイル。漢(オトコ)カワサキここにありですね!なんのこっちゃ!?
何故モ161形が車庫に集結しているかというと、これらの車両、非冷房ということもあり、夏場はこうしてお休みすることが多いのです。夏場に窓を全開で走る気持ち良さを知らない人が多いこの世の中です(´・ω・`)

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▲トラバーサ側(南側)から車庫の全貌を眺めてみましょう。手前はモ163。

左手に見ゆるは、立石電機(OMRON)の広告電車として一世を風靡した雲塗装。筆者の記憶では青色とオレンジ色だけだったような気もしますが、このような緑色もあったのですね!少し詳しく見ていきましょう。

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▲おなじみ雲塗装ですが、自主的なものと見えて「立石電機」とは書いてませんね。

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▲中央の両開きドア部。

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▲反対側。いつ見てもこの雲塗装、デザインjが良いですね。

阪堺電車は昔から広告べったりといった電車が多かったですが、この雲塗装の広告電車は、初めてきれいだなと思った広告電車でしたね。この方がいまだにOMURON立石電機と思い出すほどですし、文字でべたべた書くよりも印象に残るものだなと実感させられました。

ちなみに、当時東京板橋のエコーモデルのショウウインドウには、いつもホビーメイトオカの16番阪堺電気モ161(151だったか?)の雲塗装青とオレンジが飾られていて死ぬほど欲しいと思いましたが、10代の私に高価な16番ゲージは無理でした。
今、ムサシノモデルレベルの製品があれば真っ先に飛びつくんですが・・・残念ながら玩具然としたモデルしか見当たらないようです。

写真はたくさんとったのですが、長くなりますので・・・最後はコレ。

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▲元京都市電1800のモ251形モ256。まさかここで出会えるとは。

当時でも「まだあったんだー」と思うぐらいですから。
南海の川崎車と違って、先日の伊予鉄同様、ナニワ工機の柔らかさ感じさせるデザインですね。こちらも良いもの見させてもらいました。

これ以降も出張で余裕があるときは乗りに行ってましたが、さすがに車庫訪問はこの時限り。そして、この先旧型電車が現役で居られる時間も、それほど長くないのではないかと思います。
最近、とんと大阪に行く機会がなくなってしまいましたが、まだ元気走っているうちにもう一度あの戦前の電車に揺られたいものですね!

KATOの14系客車、ようやく再販のようですね。


▲KATOの16番、14系客車。(KATOホームページより拝借)

先日の記事で書き込みましたようにオハ12を1両増備したくKATOの12系の再販を待ちわびている筆者ですが、本日何気にKATOのホームページの生産予定表を見ていたら、14系が予定に入っているじゃないですか。
このところ気になってオークションなども見ていたのですが、やたらと値段が吊り上がっちゃって諦めていたんですよね。

12系もそうですが、独立したサービス電源を持つこの手の客車は模型的にも便利ですね。引き手を選ばず、貨物機でも旅客機でも、新旧どんな機関車がひいても違和感無いです。

さてさて、再販時期は2017年4月とのこと。前回買い逃してしまいましたので、今回は導入予定です。
まずはベタに6+2連の8連で踊り子号かな。(この製品、なぜかデフォルトで方向幕等が「踊り子 伊豆急下田行き」となっているのです。)

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▲踊り子がデフォルト。ま、マーケティング的に云えば、東京圏のマーケットを狙う手堅い商売デスネ。

先走ってこんなものもありますし。

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▲モリヤスタジオのヘッドマーク

さらに想像力が豊かになり、思わずこんなものも!

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いやーKATOさんが14系改造のサロンを製品化してくれるのを待ちますか!?エンドウの高いし(^^ゞ

話は飛んじゃいましたが、筆者14系は臨時急行でずいぶんお世話になりました。特急型車両なのに晩年は急行で使われることが多かったですね。岡谷発新宿行きの臨時アルプスとか、上野発の急行八甲田で青森とか。簡易リクライニングシートですが、学生だった当時は何だか特急型車両に急行料金で乗れるというだけでお得で有難く感じたものです。

最近16番方面では元気のないKATOさんの、久しぶりのスタンダード車両にちょっと嬉しくなった筆者でした。

秩父鉄道ヨ10(ワールド工芸)


▲私鉄緩急車ラッシュが続きます。

このところの嬉しい悲鳴で、様々な車両が入線しています。
先日の西武鉄道ワフ101に続いて、秩父鉄道からヨ10形緩急車が入線。インレタは三峰口にも展示されているヨ15としました。

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▲2009年2月14日、三峰口にて。

まさかこのころ、鉄道模型でこんな不思議な車掌車が入手できるとは思ってもみませんでしたね。
昨年ワールド工芸から久しぶりに再販が発表されたときに狂喜乱舞?し、真っ先に予約したのですが、納品まではずいぶん待ちました。待った甲斐あって、素晴らしい模型です。

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▲不思議なお顔立ちです。

全長が短いのにボギー車となっているのは、元が重量のある石灰石の原石を運ぶヲキ1型だったということに由来しています。その台枠に車掌室を載せたもの。
車掌室が端っこによって、車体のほとんどがフレームむき出しというところが不思議ですよね。もう少し真ん中に持ってこれなかったものか!?

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▲車掌室とは反対側の台車。クラッシックな台車です。

ちなみに展示されている車両はスポーク車輪となっていますが、現役時代はプレート車輪だったとのことで、模型のほうが正しい姿ということになります。

ウィキペディアによると1987年9月に緩急車廃止に伴い廃車とありますので、逆に云えばそのころまで活躍していたのですね。
このファニーフェイスの小さな車体に愛おしささえ感じてしまいます。

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▲その台枠側から。連結器はテム同様、IMONカプラー自連タイプが初めから装着されています。

それにしてもワールド工芸さん、よくぞ完成品で模型化してくれました。実車の雰囲気を損なわないどころか、とてもリアルで美しい模型です。

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▲特徴的なサイドビュー。

これまで地道に秩父鉄道の貨車を増やしてまいりました。ワキ800に始まり、ヲキ100、ヲキフ100、テム600、ワム700・・・そして今回のヨ10。秩父貨物ワールドが充実してきました。

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▲なのでこんな機関車も・・・チラリズム!

ま、そちらのほうは機会がありましたらご紹介しますね。

エンドウの西武鉄道ワフ101(2)


▲四苦八苦してようやく整備完了しました!

十和田車輌区様より転入しましたエンドウの西武鉄道緩急車ワフ101、ようやく表記類を取り付けましたのでお披露目です。E851はどうなったか!?いや、そちらはまだなんですヨ(^^ゞ

・・・というわけで、ワフのみお披露目となります!

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▲反対側から。

一応全方向から写してみました。実はこのワフ、思いもよらぬ模型的な難点があったのです。
それは・・・表記類がインレタではない!!ってこと。

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▲横から。

そう、インレタでなければ何なのか?シールかと思いましたが、剥がれない。
ナヌ!?そう、単なる黒い台紙に表記が印刷されているだけでした~(´・ω・`)
ええ!?
こんな高価なモデルにインレタすらついてないんですか??

16番ゲージの摩訶不思議ですね!!

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▲横から。(2)

って、大げさに騒ぎましたが、そんなことには今更驚きません。問題はこの厚紙に印刷された表記類をいかに段差が目立たないように取り付けるか。

まずは表記ぎりぎりのラインでカットし、紙の厚みを少しでもそぎ落とすべく、裏側から紙を剥いでゆきました。あんまりやると表面もバリッと行ってしまいますから、ほどほどに。ある程度薄くなったところで、断面を黒マジックで塗って目立たなくします。そのうえで、少量のゴム系ボンドを塗って貼り付けました。

よってインレタのような美しい表記ではなく、写真に目を凝らしていただければお分かりいただきます通り、
いかにもシールを張り付けました!
って感じに出来上がりました。折角の模型なのに実に惜しい仕様ですね・・・

ま、そこは老眼の目が助けてくれまして、裸眼ですと全くわからない筆者でございます(^^ゞ
さ、斜めからの画像、もう一度よく見てみましょう。段差が結構見えていますね。。。

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▲荷物室側から。

それでも、我ながら諦めずに良く出来たものだと自分を褒めてあげたい!このピンチを最小限の被害に抑えたと自らたたえる筆者であった。

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▲荷物室側から。(2)

当面はこの姿でE851のペアを務めたいと思います。E851が牽引すべき車両がそろいつつありますので、今年こそはご本尊に着手します。

昨年末は下期より続いた業務繁忙に重なり、各種車両の整備がしばらく塩漬けとなっていました。ようやくお正月休みを迎え、体力・気力も回復してきましたし、外が寒いこともありバイクにも乗らずに模型活動が活発化しています。新車導入も相次いだことから、引き続き模型ネタをご提供できるのではないかと思います!

KATOの12系客車に純正LED室内灯を取り付ける


▲今回は、純正室内灯の取り付けです。インレタ類はその前に貼り付け済みでした。

先日imonの密着自動連結器を取り付けて良い感じになったKATOの12系。インレタや室内灯が未取り付けでしたので、室内灯を手配し取り付けました。

※なお、作業内容についてはあくまで個人の記録であり、一切の責任を負うものではありませんので悪しからず。

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▲今回利用するのはKATO純正7-504「(HO)LED室内灯クリア」です。

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▲説明書とともに、内容はこんな部品で構成されています。

オレンジ色のパーツは、白熱球の室内灯を表現するためのパーツなので今回は使用しません。
基本的には説明書に沿って組みつけてゆくのですが、この室内灯セット、かなり曲者で、慣れないと四苦八苦することになります。

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▲まずは突起を目印にして基盤を組み合わせます。

この部分は梱包状態でもすでに組み合わさっていますが、ひっくり返したりすると外れてしまいますので、あえて写真にとってみました。(説明書にも詳しい説明図が記載されていますのでご安心を)

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▲銀色のほうに右の小さな集電板をはめ込みます。

精度は良いので、指で簡単に押し込めます。

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▲続いて、銀色でないほうには大きな集電板を。

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▲こんな感じに。

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▲裏を見ますと、この大きな集電板が小さな集電板を抑え込むような形で接触しているのが分かります。

実はここがポイントで、この接触部分が弱くて、車体に組みつけたり、力を加えていると接点が外れてしまい、完成後に室内灯が点灯しない!なんてことになってしまうのです。

おさらいしておくと・・・

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後ほど車体を組み付ける前に、LEDが点灯するかどうか確認しておくことがポイントですね。
なお、床下からはこのような棒状のパーツによって電気が屋根裏に届くことになります。基盤側の集電板の接点部分が、うまくガイドにはまっていないと、こちらも接点不良にて不点灯となる原因になりますね。

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▲この部分の接点ポイント。基盤がしっかりセットされていれば、基本的には大丈夫でしょうが。

さて、ここまでくればお次は車体側。KATOの車体は基本的には接着剤を使わず爪で固定されておりますので、バキバキと車体を解体してゆきますが、壊れないか心配ですよね(^^ゞ

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▲筆者は左側から外してゆきます。

ここは各人の判断にゆだねますが・・・車体の裾を広げてマイナスドライバを差し込み、少しずつ慎重に爪を外し床板を外していきます。毎度バキバキっと今にも車体が割れるのではないかと冷や冷やしながら、筆者の一番苦手な作業です。
なお、スハフやオハフなどの緩急車の場合は、必ず反対のトイレ側から外していきます。車掌室側はテールランプのユニットがはまり込んでいるため、簡単には外れませんヨ。

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▲まずは光の漏れをなくすための紙テープを貼り付けていきます。

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▲中央部で重なるように。(ここが光源となる場所ですしね)

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▲筆者は試行錯誤のうえ、このように先ほどの基盤に予め導光用の透明板をはめ込んでおきます。

後からやっても良いのでしょうが・・・筆者としてはこのほうが取り付けやすかったので。しかし、この状態で押し込むと、先ほど指摘した集電板の接触不良が起きやすくなりますので、その対策も併せてご紹介します。

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▲まずは屋根裏をしっかりと確認しておきましょう。

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▲こんな感じに仮置きしておきます。

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▲あとは外側からバキバキっと透明板を爪にはめ込んでいきます。

ある程度思い切りよく。しかし中央部は基盤の爪が抵抗して、なかなかうまくパチンとはまってくれません。決して基盤を押してはいけません。透明パーツを指の腹で押し込むように、ここは根気よく、思い切りよく。

筆者、この作業は何度もやっているはずなんですが、手に汗をかきながら必死の形相でした!?もっと良い方法があるのかな。

いったんはまったら、パワーパックなどから電源を取り、銅線を集電板にあててLEDの点灯状況を確認しましょう。例えば、先ほどの2枚の板が接触不良の場合は・・・

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▲こんな感じで、下の板を起こしてやるとか。

ま、どんな形でも接触してくれていれば良いのです。点灯が確認できたら、元通り車体を組み付けたら完成!
KATOのこの新しい室内灯、宣伝文句によると、従来製品との比較で輝度がアップしているそうです。

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▲手すりがリアルなボックスシートも見えて楽しいですね!

ここまでやると室内を塗装したくなりますが、さすがに家でシンナー類を扱えませんので我慢。
てか、実際にはそこまでやる気力がなかったり(^^ゞ

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▲基盤は覗き込むと良く見えちゃったりしますが、そこはご愛敬。

国鉄時代は日中は積極的には室内灯は点灯していなかったような気もしますが、模型的には室内灯があると楽しいですね。ちょっとお金のかかるパーツですが、折角なので引き続き全車に室内灯を装備していきたいと思います。

謹賀新年 2017

2017年賀状rail

今年がみなさまにとって最良の年でありますように。みなさまのご多幸をお祈りいたします。
今年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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