秩父鉄道テム600(ワールド工芸のテム300)


▲前回お騒がせした秩父鉄道ワム700に引き続き、テムのインレタを。

黒い二軸貨車に心を奪われている?筆者、引き続き秩父鉄道の貨車を仕立てます。「テム」は鋼鉄製の有蓋貨車。昔は木製の貨車が主流でしたので、鉄の貨車はこのように表記から分けていたのですね。

一応若い世代の方が読むことを想定して、何故コストのかかる鉄製貨車が必要だったかを書いておきます。積み荷となる石灰が水と反応すると発熱し、最悪の場合、木製の貨車は燃えてしまう恐れがあるわけです。鉄製の貨車は、まず漏水を防ぐこと、燃える素材を使わないという目的があった訳ですね。もちろん、内貼りもなく鉄板むき出しの車体、効率よくバラ積みするため、梁柱は外側に配置されています。

さてさて、元ネタはワールド工芸から発売されたばかりの国鉄テム300。ワールド工芸の解説に秩父鉄道にも同型車があった旨、記載がありましたのでネット上を鬼のように検索!

文字情報としてはウィキペディアのテム100形貨車のページにて、秩父鉄道テム600の存在を確認することができました。一応基本情報としては以下の通りです。

秩父鉄道テム500形・テム600形

秩父鉄道のテム500形は、1956年(昭和31年)12月に日立製作所で製造された国鉄テム100形の同形車で30両(テム501 - テム530)が製造された。1963年(昭和38年)10月には、増備車として国鉄テム300形と同形のテム600形が、汽車製造で50両(テム601 - テム650)製造されている。袋詰めセメントの輸送用であったと思われる。


しかし、これだけでは本当の存在を確信することができません。何とかテム600の写真を見たい!社紋の張り方なども参考にしたい!ここからが本当の鬼のような検索でしたが、秩父線内を走るテムの姿はあれど、なぜか国鉄テム300ばかり。なんでやー!!
2時間ほど粘った結果、某秩父鉄道の愛好家の方のブログに出会い、ようやく写真を確認できました。今のところ、その一枚しか参考になる写真はありませんでしたが、存在を確認できただけでもラッキーです!写真を見つけた時の喜びは、「LAPUTAはやっぱりあったんだー!」って気持ちでした。(リンクのお願いをしておりませんので、ここではリンクを張りません。皆様も粘り強く探してみてください!)

で、さっそく作業。外に出た斜めの梁が邪魔で、インレタを予め斜めに切っておかないと確実に失敗します。というわけで、真剣な作業中の写真は無し。いきなり完成写真ですが・・・

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▲この模型、床下の配管までしっかりと作りこまれています!

ところで、見ての通り形式がテム300のままなのです。この表記は予め印刷されており、X-20でも剥がれない!金属製車体のため、下手に傷つけたくないし・・・ってことで対処法を考え中です。ので今回はこのままとしておきます。

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▲なかなかいい感じじゃないか、と思い込もうとしているのですが・・・

またまた、何か発見してしまったか!?

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▲それはワム700と並べた時に明らかになりました|д゚)

うーむ。
この「テム627」ってインレタ、デカくない!?

道理でこの小さなスペースに貼り難い訳だ。何とワールド工芸さんのページに掲載されている製品写真では、文字が小さく正常。一体どうなってるんだ!?

で、「テム」以外の目立つ数字部分をX-20で擦り取り、手持ちのくろま屋のインレタで張りなおしました。くろま屋のインレタってランダムに数字が並んでいて、適当に6で始まる三桁を選んでみました。なお「テム」は手持ちのものがなかったので、そのままデス(´・ω・`)

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▲くろま屋のインレタに助けられました。

仮の完成記録に再び写真を撮っておきましょう。

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いくつかの課題はあるものの、一区切りついた感じですね。このワールド工芸テム300という製品、インレタ以外は好印象です。
ブラスの車体、特徴である外梁もしっかりと表現され、ブラス貨車の良さが出ていますね。

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▲ワム90000に相当するワム700と並べても良い感じです。

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▲シルエットを強調してみて。

黒い貨車がガチャガチャと走りゆく、そんなシーンを想像しながら。

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しばらくは黒貨車萌えが続きそうです・・・

秩父鉄道ワム700(2)


▲前回、完成!と自慢気に紹介した秩父鉄道ワム700。

当ブログをご参照いただいている諸兄であれば、すぐに違和感を感じたはず。筆者も薄々気づいていたのです。
でも気づかないふり。
いや、心の目で補正してました。でも厳しい現実から目を反らしてはいけません。

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▲いやーん!!やっぱりズレてる!!

そう、写真は客観的に真実を写し出すのです。そして今日、テムのインレタを張ろうと取り出した際に覚悟しました。

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▲思い切って秩父の文字をはがしました。

ドアが外れているのは、ちょっと引っ張ったら取れてしまっただけです。意外と着脱は簡単にできますが、作業は車体に固定してやったほうがやり易いです。

インレタをはがすのには、タミヤのX-20を使います。セロテープではなかなか取れませんので。X-20を綿棒に含ませ、ごしごしと擦ればきれいに剥がれます!ホント、すぐに取れちゃいますので、他のインレタを剥がさないように注意しながら。

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▲ワールド工芸のヲキのインレタがたくさん余っていますので、そこから切り出し、張りなおして一件落着!!

うむ。やっぱりこういうことは妥協してはいけませんネ。スッキリです。
完成を記念して写真をたくさん撮っておきました(^_-)-☆

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さてさて、一件落着したところで。

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後ろに控えているテムの作業を開始しますか!

秩父鉄道ワム700

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▲久しぶりのインレタ貼り付けです。

ワールド工芸に発注していた国鉄テム300が届きまして、こいつはもともと同形式である秩父鉄道テム600(2段リンク)にする予定なのですが、しばらくぶりのインレタ工作となりますので、手慣らしのため秩父鉄道ワム700を制作することにしました。

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▲こちらがワールド工芸のテム300(メーカー写真)。金属製の高級貨車ですので(^^ゞ1両のみの増備です。

ちなみにネットを探し回り、秩父鉄道テム600の写真は確保しましたので、インレタの位置などは把握済みです。しかしながら苦労したのがこのワム700。どこにも実写の写真が掲載されておらず、2,3の模型の作例を参考にインレタを張ることにしました。


▲とりあえず用意するのはKATOのワム90000。ナンバーはそれらしきものを貼り付け、番号下には国鉄乗り入れの証、二重線を。(2016/8/11)

まずはKATOのワム90000を用意いたしまして「形式ワム90000」のところの「90000」だけを消します。こういう汎用的な貨車がリーズナブルなプラスティック製で市販されているのは助かります。しかし、この段階でヤスリ傷がついてしまいましたので、もうヤケノヤンパチ、ボディ全体にヤスリをかけて全体にヤレタ感じに仕上げてみました(^^ゞ。

次に秩父鉄道ヲキの余ったインレタから、社紋と社名を貼り付けます。

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▲ひとつずつ切って、セロテープで慎重に固定して貼り付けていきます。

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▲100点ではないけれど、うん、まぁまぁこんなものかな。

ちなみにドアを開けて作業しているのは、この位置が一番ガタツキが少なかったからです。この後、無事に両面を仕上げました。
インレタは焦らずに丁寧に進めたいものです。それでも、久しぶりにやると手元が狂うものですね。今日の出来は70点といったところです。

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▲手すりもつけて、完成!!まずは側面から。

足ふみブレーキのところも白く塗りたいですね。それは後日にいたしますが。

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▲うん、いい感じだ。

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▲手すり側の妻面からも。

手すりが軟質プラなので、どうしてもこのように歪んでしまいます。こいつはトラ45000のように(といってもこのブログには未掲載ですが)真鍮線で作りたいものです。ま、とりあえず今回は練習作なので・・・いずれまた。

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今回はお手軽インレタチューンでした。皆様も是非お試しください!!
さ、次はテムだ!!

エンドウのキハ47 1500、増備しました


▲半年の時を経て、相棒を増備しました。

再生産されたエンドウのキハ40系シリーズ、筆者の好みから空気バネ台車を履く寒冷地タイプ、500番台を中心に入手してきました。この手の車両は、発売時に手に入れておかないとなくなってそれっきりよ、ということもこれまで経験しておりますので、まずはどうしても手に入れたい、キハ40 500の前後期、それとキハ47 500を予約して入手しました。

そして比較的人気が低いであろう1500を後回しに。

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▲トイレがなく、それゆえに屋根上の水タンクもない、比較的あっさりした車両です。

端正と云えば云えなくもないけれど、あっさりとした車両です。模型的にはモータも省略されており、トレーラです。案の定、安定した在庫、というか皆さんここまでは買わないのでしょう。しかし油断は禁物。メーカーだって両数は作っていないはず。

いくつか手持ちの車両の売却が決定し、某ナスの額も決まった6月、職場近くのエンドウさんに直行。

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▲そんなわけで、キハ47の背中合わせが出来上がり!

個人的には、裾絞りの下のほうまでグンと伸びた両開き扉がとてもかっこよく感じ、キハ40系の中では一番好きな車両でもあります。当初の設計思想では、キハ40の暖地型2000番台は両開き扉にしたかったのだそうですが、洗面所設備などの設置の関係と車体の強度の関係でやむなく見送ったとのこと。

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▲キハ47 1500

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▲キハ47 500

こうしてみると40系の全長って長いですなぁ。
これの両運転台があったらカッコよかっただろうなと思っていたら、最近、逆にキハ47を無理やり両運転台にした車が西のほうに出現しましたね。やればできるじゃないですか・・・

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ま、それは置いといて、キハ47の寒地型と云えば米坂線でしょうか。あのあたりのイメージで他の形式とも連結させて楽しみたいと思います!

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その前にインレタやらワイパーやらが待ってますなぁ。

ムサシノモデルの小坂鉄道DD132のインレタ補修


▲著しく歪んでいたこちらサイドのメタルインレタを張りなおしました。

MONTAで入手したムサシノモデルの小坂鉄道DD132、片側のインレタが著しく歪んでおりましたので、とりあえずはがしたのち、手持ちのDD13用のメタルインレタを使って張りなおしました。

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▲お隣にはインレタを借用した同じくムサシノモデルの国鉄DD13 250。

本当は全側面のインレタをはがし、自分がハンドルを握ったDD133にしたかったところですが、意外とはがすのが大変ということが分かり、この面だけとなりました。必然的に番号はDD132に。

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▲文字間隔が「DD13 2」ではなく、「DD 132」が正しいのですよね。

ま、そこはもう少し精神的、時間的な余裕があるときにじっくりと。
国鉄DD13のほうもせっかく出しましたので写真を撮っておきました。

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▲やっぱりこの凸形、好きです。

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▲DD13のバリエーションの中では、後期型の中期、非重連となります。

2灯ライトになって初めてオレンジ色で新製されたグループだったでしょうか。

おっと、ついついDD13のほうに目が行ってしまいましたね。もとい、DD132に。

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▲この角度から見ると、国鉄仕様に比べて中央床下の燃料タンクが小さいことが分かると思います。

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▲両運転台なので右側はデッキに出るドアがありません。

同和鉱業小坂鉄道でDD130形を新製したとき、国鉄に乗り入れ秋田港まで直通運転させる考えがあったようです。それゆえ、本線上でも運転に支障がないよう両運転台に。

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ああ、あの感動が・・・

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▲こっちの座席には嫁さんが乗ってたんだよなー

なんて思いに浸っているとあっという間に時間がたってしまいます。
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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