さよなら3300


▲筆者が目撃した3300形最後の姿となりました。(2014年12月29日)

2015年3月発行の鉄道各誌に、京成3300形引退の記事が掲載されていました。北総の同系統車両も引退とありましたので、京成旧3000系列(所謂、京成顔)はついに全廃ということになりますね。ついに来るべき時が来たという感じです。

いやむしろ良く持ってくれた。上野口とは言え、都心に4両編成で乗り入れですからね・・・

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▲模型では末永く活躍してもらいましょう。

そう云えば実車の方では、京成では3400形が最後の鋼製車となります。

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▲初代スカイライナーAE1の派生品を使用した車両です。

今後ますます人気が高まるのでしょうね。こちらは8両編成ですし、まだまだ活躍が期待することにしましょう。

ムサシノモデルのDD13120(後期型の前期8次車)


▲DD13後期型の初期、120番です。

NEXT!DD13、と云っておきながら間が空いてしまいました。
今から10年前に、当時はもはや東京では見かけなくなったムサシノモデルのDD13を出張先である名古屋の某模型店で見つけて狂喜乱舞。早速買い求めたのがこのDD13120です。店には様々なタイプが積まれていましたが、特に珍しかった後期型の初期を選択しました。

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▲DD51初期型と並べて。外見上は正面ナンバー上の手すりが無いことがぱっと見の特徴ですね。

120番は鉄道ピクトリアルNo.797(2007年12月号)によると、昭和36~37年に製造された8次車に相当します。DD13初期型に比べるとヘッドライトがシールドビーム2灯式となり、エンジンの出力を増強(370PS×2→500PS×2)とした後期型の試作車である7次型111号機以降の最初の量産型という位置づけです。

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▲そのほか、側面のダクト類の配置なども後の量産型とは異なり、前期型を踏襲しています。

昭和38年まで製造された11次型(151~170号機)までは、茶色塗装に黄帯でデビューしていますので、この8次型も登場時は茶色ということになります。茶色姿も見てみたかったですね~!
イメージ的には鹿島鉄道のDD13902または国鉄(清算事業団)払い下げのDD13が茶色に白帯でしたが、アレに近いのでしょうか。

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▲コンパクトな前後ボンネットには、直列6気筒DMF31SB(500PS/1500回転)を積んでいます。

言わずもがな、この6気筒をV字に組み合わせてV12気筒としたのがDD51に搭載されるDML61Sなのです。前後のボンネットのエンジンの動力を中央でマージし両台車に伝えるという基本構造は信頼性が高く、万が一片方のエンジンにトラブルが発生しても、片肺運転で帰還できるとのこと。

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▲直列6気筒とV型12気筒では、やはり幅が違いますなーと実感。

実際に地方私鉄や臨海鉄道などでもこの機関車の亜流コピー機や国鉄払い下げ機が多く使われてきましたし、今でもこの機関車の発展系が多く活躍していることからも、その基本設計の良さ、信頼性の高さがうかがえるというものです。

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▲ムサシノモデルのDD13も当時から凄かったです。製造はアジン社です。

筆者もそんなDD13の大ファン。地方私鉄を回ってはDD13の払い下げ機やDD13もどきを追いかけたものでした。中でも神岡鉄道のDDに乗車し神岡鉱山前を行ったり来たりした感動は今でも忘れません。そして先般の小坂DD運転体験など!当然模型でも手元に置いておきたくなり、NゲージでKATOやマイクロエースの製品をコレクションしたりしていましたが・・・ついに飽き足らず、先般ご紹介したEF65の次に手をだしたのがムサシノモデルのDD13でした。

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▲DD51はアジンの末裔ともいえるATM社での製造。伝統は引き継がれているのでしょうか。

最初に購入したのは先般チラリとご紹介したDD13611(後期重連耐寒型)でした。所属は小樽築港。重装備でカッコ良かったのですが、我がコレクションは本州がメインのため、後年浮いてしまい秋葉原のmontaで売却となりました。同じ時期にDD13250(後期非重連型)、そしてこのDD13120(前期非重連型)と一時期は3台のDD13が所属していましたが、今も小坂鉄道のDD130型を含めると3台がカウントされ、まさに我が機関区の主力機関車と云えるのではないでしょうか。

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▲キャブインテリアも作り込まれています。中央に横向きの1運転台です。

実はこのDD13、本やネット上の写真と整合したところ、120も250も製品状態だと運転台の向きが逆であることが分かり、必死の思いで分解、運転台を組み替えたというオチがありますが。小坂鉄道は幸いなことに両運転台ですので問題ないですね!それ以外はコアレスモータによる走行も含めて最高の出来でした。

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それにしてもこんな万能機を国鉄末期には大量廃車。国民の税金を使って建造した機体を、もう少し何とかならなかったものなのでしょうか。

模型の世界では未だ大活躍ですので、今後機会がありましたら、DD13250についても紹介したいと思います。

エンドウのキハ35系(1)


▲ずらーりとタラコ色のキハ30系。さて、おっ始めますか!

ちょっと前の八高線をイメージして少しずつ増備していたエンドウのキハ35系。1両だけ手を付け始めていたのですが、ステンレスの900番台を除くと、シールドビームの型が八高線では少数派のタイプなもので番号を特定できず、書籍やネット上の写真を調査しておりました。

そうしている間に2,3年。月日が経つのは早いものです。そろそろ調べたデータをもとに、付属部品やインレタを付けることにしました。目指すところは、1980年代国鉄晩年の川越線・八高線です。パーツとしては、前面補強板、サボ受け等をゴム系接着剤で取り付けます。

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▲前面補強板を取り付けるには、正面のいくつかの手すりをニッパーでカットしなければなりません。後戻りできない怖さよ・・・

手すりは外側をカットしてラジオペンチで引っ張れば、うまく真鍮線を抜くことができることもあります。筆者の場合は成功確率30%といったところ。途中でちぎれてしまった場合は、諦めてニッパーでなるべく根元から切り、それでも頭が残ってしまったらペンチなどの平らな部分で押し込んでやると良いです。補強板の裏側は凹みが付いており、ある程度の出っ張りは逃がすことができますが、接着面は平らにこしたことは無いですからね。

キハ30系データ
▲該当するシールドビームのタイプに相当する車番を、書籍やネットの画像から割り出してみました。オレンジ色の行が今回の模型の候補です。

※この図で「2位」とあるのは「3位、4位」側の謝りです。ご容赦あれ。

当時はタラコのキハ35系など、雑魚中の雑魚でしたから、こうしてマメに写真に記録しネット上に公開してくれるなんて有難いことだと思います。また、鉄道ピクトリアル誌(2004年2月)のキハ35・45系特集は大変参考になりました。

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▲この図はトラムウェイから拝借!

そもそも、八高線に多いのが上図左上の、いわゆる「豚鼻」タイプ。エンドウの完成品ではキハ35900首都圏色のみがこのライトケースになっています。一方通常のエンドウ製キハ30、35の首都圏色は、西日本地区のヘッドライト改造に多く見られた上図左下のタイプ、しかも未塗装の銀色となっています。

で、良く調べてゆくと、筆者の好きな80年代の写真の多くは、このヘッドライトが朱色に塗られており、銀色のものは90年代の写真がほとんどでした。模型の銀色のシールドビームケースは、国鉄末期かJR化後にそうなったものなのか、結局のところ詳細は不明でしたが、ここは形が同一ということで許容しましょう。また、写真で前面補強板が無いものがあっても、その後ずっとその状態を維持したかは不明で、余りこだわっても意味が無いという結論にいたりました。

さて、作業の続きを。といっても前面補強板にゴム系接着剤を付けて貼りつけてゆくだけですが。

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▲一旦貼りつけたあと、写真を取って客観的にチェックします。補強板が盛大に歪んでます。丸印は手すりをカットしたところ。

何しろ、こういう作業のときは老眼がつらい。歪みや接着剤のはみ出しを一々写真で拡大して確認しながら進めます。(老眼鏡買えって!?もうすぐ誕生日プレゼントで家内より貰う予定です!!)

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▲うまく取りつけたと思っても油断は禁物。接着剤がはみ出てます!

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▲位置は良いようです。右側はジャンパ栓の上に取り付けるので位置決めがしやすいのです。よって右側から取り付けています。

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▲苦しい写真が続きますが、左は少し下がり気味。そして右側の板が浮いているのが分かります。

板が浮いてしまっているのは、手すりをカットした後の処理が不十分だからです。一旦補強板を外し、出っ張っている部分をペンチの頭でつぶして再度つけ直しました。

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▲まだ歪みが見えます。それと接着剤。

こんな感じの地味な作業を繰り返し、綺麗に接着剤をはがしたら一段落。ゴム系接着剤ですから、一度付けたパーツを次の日に剥がすこともできますし、乾いた後でも精密ピンセットで引っ張ってやれば綺麗に剥がれてくれます。

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▲とりあえずキハ35とキハ301両ずつ施工。こんな感じでどうかな!?

これで衝突事故時の乗務員の安全が確保されるというものです。そうそう、乗務員ステップ(幅狭)も取り付けてあります。

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この日はこれにて作業打ち止め。今後我が機関区のキハ35系は以下の通り整備することにします。

キハ35164 補強板有り 八王子向き幌無し
キハ35176 補強板有り 高崎向き幌無し
キハ35910 (元々補強板無し)高崎向き貫通幌有り
キハ3034 補強板有り 高崎側幌有り
キハ3097 補強板無し 高崎側幌有り

サボ受けとかインレタとか、老眼に厳しい作業が続きますが、進展がありましたら追々ということで!
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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