でんてつ工房の115系0番台(2)


▲さて、おっぱじめるとしますか!(こういう儀式が必要なのです!)

でんてつ工房の115系0番台、早速パーツの取り付け、インレタ貼り付けを行います。パーツとしては以下のようなものが添付されています。
・ワイパー(黄柑色)
・種別表示幕(透明パーツ)
・ジャンパ線、ジャンパ線受け
・貫通幌
・乗務員ステップ
・側面表示灯(赤色透明パーツ)
・インレタ(車番、所属、ATS表示)
・側面サボ(シール)

まずはこの4両編成の所属や番号を想定しておきたいものです。筆者の場合、115系1000番台は新前橋電車区としておりますので、この編成も同じ高シマにしたいと思っておりました。1980年代の編成表を見ると、丁度インレタに入っている以下の番号が良いことが分かりました。

←上野 クハ115-114+モハ114-34+モハ115-34+クハ115-113 高崎→

クハ115の初期型は両渡りとなっておりますので、基本的にどちら向きにも対応しますが、この時代の写真などをネット上であさり、高崎方の113にはジャンパ線と幌を、上野方114にはジャンパ線受けを取り付けることとしました。

で・・・箱に入っていた説明書(とお詫び文)に従い、クハ115-113となる予定のお面に接着されてしまっている幌枠をひっぺがします。接着部分は取れませんので、周りをテープで保護したのち、カッターナイフで丁寧に溝を掘り起こしていきます。くれぐれも周りに傷を付けないように・・・

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▲これぐらい除去できれば、後は幌を取り付けでカバーできます。

あ、幌取り付け前に正面種別方向幕を取り付けることをお勧めします。この透明パーツはバリがあるのか?そのままでは押し込んでも入りませんので、角を気持ちやすってやるとよいでしょう。筆者はさらにゴム系接着剤を少量付けました。

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▲幌も良い感じで取り付けられました!(クハ115-113、高崎方)

ワイパーはガラス接点の面を垂直に折り曲げてください、とありましたが、筆者はこのワイパーが大の苦手(過去に何本ものワイパーをひん曲げてしまってます)ですので、折り曲げずに取り付けました。ジャンパ線はプラ成形色のままなので色が変ですね。後日塗装したいところです。

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▲こちらは上野方のクハ115-114。

上野方はジャンパ受けを取り付けるのですが、このパーツは苦労しました。何しろ小さすぎるのと、ピンセットでつまめない形状なので、取り付け穴の真上にあるステップが邪魔してしばし悪戦苦闘しました。今回のパーツで一番苦労したのではないでしょうか。

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▲さらに老眼泣かせなのがこのパーツ。緑の凸パーツは、モハ114に穴を追加するときの治具です。

説明書には入りにくい場合は0.8mmのドリルで取り付け穴を拡大してください、とありますので迷わず拡張します。

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▲拡張前の取り付け穴。

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▲ドリルを立てているところはやらせ写真。モハ114に治具で追加した取り付け穴です。

実際に表示灯パーツを取り付けたところ、0.8mmの穴でもカチッと嵌りますので、基本的には拡張しないと取り付けは難しいものと思われます。

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▲1両あたり4箇所(モハ114は6箇所)、4両編成あたり18箇所、サクサクと取り付け。

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▲立体的で雰囲気出てますね。Nゲージでは小さすぎてできない、16番ゲージならではのギミックですね。

車番表示や所属(高シマ)、ATSマークなどのインレタはもはや手慣れたものであっと言う間に。で、ひとつだけ苦労したのがこちら。

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▲側面サボは上野-高崎に。(クハ115-113)

最初、上野-前橋としましたが、シールのガイドラインに沿って切り取ると、明らかにオーバーサイズ。サボの枠から大幅にはみ出してしまいます。みっともないので全て剥がして・・・余っていた上野-高崎を、こんどは小さめに切り取り、貼りつけ直しました。筆者的には、上野-三峰口にしたいのですが!こんどプリンタで作ってみましょううか。

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▲クハ115-114にもサボを。

ちなみにサボは進行方向左右で、上野-高崎、高崎-上野と逆のものが用意されておりますので、車の向きには十分注意しましょう。

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▲そんなこんなで、デキター(*^_^*)(上野方から)

こうして見ると、製造時期が最近だけあって、TOMIXの115系よりも良いかも!って思ってしまいます。こいつは、クハ、モハ、モハの3両を増備して7両編成にしてみたい衝動に駆られますね!!

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▲高崎方は貫通幌とジャンパ線がいかつい印象を与えます。

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▲冷房装置の無いすっきりとした屋根も好印象ですね。

このあたり、TOMIX115系1000番台の冷房準備車とも違う、オリジナルの良さがあります。長々とご紹介しましたが、でんてつ工房の115系0番台、期待以上に良いものです。今後、中間車やスカ色も予定されているようですので、みなさんも是非お試しください!

でんてつ工房の115系0番台(1)


▲でんてつ工房、115系が入線しました。(箱から出したてで未整備です)

以前から気になっていた、でんてつ工房の115系を導入しました。実は発売前からでんてつ工房さんで試作品を見せてもらったりして導入を決めていたのですが、ここのところ新車ラッシュで後回しになっておりました。

それにしても初期型0番台をプラスティックで製品化とは、素直にでんてつ工房を称えたいですね!プラスティック模型は大量生産、大量消費しないとペイしないハズですから、ベンダーも大きなリスクを抱えるはずです。そんなでんてつ工房さんをもっと応援したい!!

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▲乗務員ドアが前寄りなのも特徴。0番台は運転室が狭いのですよ。

筆者、このブログの初期にTOMIXの115系をご紹介しましたが、いわゆる3扉の国鉄近郊型電車は好みでありまして、とりわけいつも身近に走っていた115系は今となっては愛しい存在にまでなっています。それが高崎地区に行けば今なお現役で走っているのも嬉しいものです。

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▲車端部ドア周りの窓配置も違いますし、何よりユニットサッシではない、角の丸い窓が特徴です。

今、と云いますのは、昔は掃いて捨てるほど走っていたもので・・・東北高崎線は湘南色15両編成でしたし、中央線も中間にサハを2両挟んだスカ色8両編成、といった按配で。しかしながら、安泰と思われていた長野地区、高崎地区にも改造された211系や、今主役の231系、233系が入ればあっと言う間ですよね。かつてそれらの線区から旧型国電が追われたように。

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▲当社初入線のモハ115。でんてつ工房製はこちらにモータを搭載しています。

3ドアボックスシートとなればローカル線の雰囲気たっぷりですが、当時としては急行型などの2ドアが首都圏の通勤輸送に耐えられなくなって(上尾事件などの頃です)導入されたという経緯があり、いわゆる通勤輸送のための車両なのです。それが、今やグリーン車が連結されたり一部ボックスシートが残っているものの、4ドアロングシートになっているのだから驚きですね。

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▲パンタグラフを搭載するモハ114。模型的にはトレーラになってます。

でんてつ工房の製品、大変出来栄えが宜しいようで、圧倒的な品質にびっくりさせられたTOMIXの115系と比べてもそん色ありません。今のところ製品化されているのはクハとモハのみ、全て非冷房車です。正面手すりや室内灯は取り付け済み。側面では冬季手動ドア用の取っ手のモールドが良い感じに目立ってます。番号以外の細かいインレタが予め印刷されているのも親切です。

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▲パンタグラフも破たん無い出来栄えです。

パンタグラフは上げた時も畳んだ時も歪みなく、バランスの良い造形です。配線はしっかりとモールドされているという印象ですが、この写真で見る通り、屋根とボディのチリが気になる人には気になるかも知れません。パンタについても、これ以上こだわる場合はimonパンタですかね・・・動力については、お店での試走を見る限りでは大変スムーズな走行でした。

さて、気になる人には気になる、TOMIXの115系1000番台との比較です。

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▲並べてみると・・・イイ感じ!!

並べてみると、お互いがお互いをひきたてる存在ですね!0番台の原型ヘッドライト(いわゆる「デカ目」)や、1000番台のシールドビーム、タイフォンカバーの違いなど、それぞれに原型の良さ、「新型」の良さがあります。

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▲やや上からのショット。

TOMIXはクハ、サハ、モハ、クモハの4連。でんてつ工房はクハ、モハ、モハ、クハの4連。同じ4連でも一味違うところがミソです。TOMIXのサハは、冷房車しか売っていませんでしたので、わざわざ非冷房化したものです。正直な話、こうして並べてみても色とか造形には全く違和感が無く、まるで同じ会社の製品であるかのようです。唯一残念なのは連結器の互換性が無いことぐらいですかね。

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▲TOMIXの1000番台に目をやりますと・・・

TOMIXの1000番台は正面手すりを0.4mmの真鍮線で自作(やや太いとお嘆きの諸兄もいらっしゃるかと思いますが、筆者としては模型的にこれぐらいで良いと思っています)行き先方向幕は導光部を削って、同じくTOMIX455系のパーツをはめ込んであります。

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このような車両達が、比較的リーズナブルなプラスティック製品として出てくれるのは有難いことです。でんてつ工房さんからは、モハ、モハ、サハの増結3両セットが予定されていますし、スカ色の800番台などのバリエーション展開もある模様です。一方、TOMIXもコカコーラ電車などで地道に改良再生産されておりますので、115系湘南色も首を長くして待ちたいと思います。将来的には15両編成か!?家で走らせるところないデスが・・・

さて次回は、インレタやパーツを取り付けたら改めてご紹介します。
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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