ご近所鉄道事情 2013年春 (その3)

春のお休みに尾久車両センター→十条倉庫→東十条、と御近所を回って本日最後です。

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▲江戸の桜といへば、王子飛鳥山公園でしょう。

都電も新型が増えて、この7000系もいずれは置き換えられてしまうのでしょう。何しろ車体は更新されているとはいえ、下回りである旧7000系は随分昔の車両ですからね。

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▲次々と7000系。

明治通り、本郷通りが分岐する飛鳥山交差点の歩道橋に上がってみましょうか。

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▲7000系の原色(広告なし)が来ました。すっきりしていて良いですね!

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▲反対方向、音無橋方面。

この区間は都電荒川線でも数少ない「併用区間」です。本来の路面電車っぽい鉄道風景が楽しめますね。

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▲都バスとのこんな絡みも。

歩道橋から降りて、交差点で信号待ちする車両の側面を狙ってみましょう。

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▲おじいちゃん、おばあちゃん、気を付けてくださいね!

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▲おっと新型登場です。オレンジ色ですね。

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▲この新型車両はすっきりしたデザインで好感が持てます。

広告電車のデザインってその会社のセンスが問われるように思えますが。文字を沢山書けばよいってもんでも無いと思います。例えば、かつての阪堺電車の「雲」電車のように、道行く人にハッとさせるデザインってものがありますよね。見た人はおのずと、これ何だろう?って自主的に広告主を探すと思うのです。

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▲参考までに。2011年夏、阪堺電車あびこ道の車庫にて。(許可を得て撮影)

かつての広告主は立石電機(OMRON)でした。これはその復刻塗装。
こういう発想って、北風と太陽っていうイソップ物語の基本だと思うのですが・・・どうも昨今の広告は情報を押し付けすぎ。

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▲話が脱線しましたが・・・7000系広告無し。やっぱシンプルで良いです。

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▲レトロタイプの9000系。発想は良いですが、ダブルルーフに見立てたカバーがちょっとやり過ぎですね。

夕日も落ちて随分暗くなりましたので撤収です。せっかく飛鳥山に来ましたので6000系も拝みに。

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▲羽深式大型方向幕も勇ましい6080。この車体のまま、最新鋭の機器を搭載して走らせることはできんもんでしょうか・・・

なーんて模型的なことをついつい考えてしまいます。

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▲東京の桜は今週末までは見頃のようです。よろしければお出かけください。

(おしまい)

ご近所鉄道事情 2013年春 (その2)

春のお休みにカメラ持ってご近所ぶらぶらしてます。(十条倉庫の続き)

15時半、十条といえば安中貨物が近づいてくる予感。東十条の線路端に向かいました。

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▲到着するやいなやこんな電車が。旧踊り子色ですね。

まだ準備できてない(てか、場所も定めていない)のに不意を突かれました。とっさにコンパクトカメラで撮りましたがブレブレ。

ところで、昔の塗装のほうが洗練されていると感じるのは、自分が歳とった証拠??

気を取り直してポジショニングを確認。

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▲最近高崎線等に大量に投入されている233系。この車両、231系に比べて椅子もふかふかで、全体的に洗練されていて好きですよ。

ホームの対岸、このあたりが宜しいかな・・・と思っていたら、もう主役が来てしまった。今日は全体的に準備不足ですなー。

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▲ダイヤ改正でEH500牽引になりました。(それもまた良いですね!)

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▲力強いサウンドを響かせて目の前を通過。

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▲ずらずら・・・と亜鉛焼鉱を積んだ赤タキを引き連れて

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▲ラストはトキ。

ああ、あっと言う間に行っちゃいましたね。ポジションも定まらず、普段こういう走行中の写真をめったに撮りませんので、出来あがりの写真は最悪でしたが、トリミングでカバーさせていただきました。

せっかくですので、この場所で練習しましょう。幸い待っていれば次々と電車や貨物列車が通過します。

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▲EF64-1000、JR貨物塗装ですね。

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▲結構なスピードで通過していきます。機関車はやっぱり重量感というか迫力が違いますね!

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▲おや!テールランプが灯くのですね。

だんだん、この場所での絵の切り取り方が分かってきました。

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▲東北、高崎線もばんばん来ます。間もなく舞台を去る211系との絡み。

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▲こんどは下り線。再びEF64-1000です。さっきの安中もこんな感じで撮れれば良かったか!?

ライトを拾ってしまったか、暗めですね。露出はマニュアル設定のほうが良さそうです。

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▲一応後追いも。

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▲変わった形のタンクコンテナですね。かなり複雑な形状です。

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▲練習ショット。この場所、カーブの具合は良いですが、背景が少しごちゃごちゃしてますね。

次回はもう少し場所を考えましょう。と思っていたら次が来ました…(´ω`)

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▲PFですね!肝心の「P」の牽引はほとんどないのでしょうけど・・・

てか、EF65-2000番台って一体!?鉄道縄文時代から来た筆者はすっかり時代に取り残されてしまっています。

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▲一応こちらも最後尾を撮影しておきました。

さて、もう夕方、帰ろうかなと思っていたら何だか安心の国鉄色が。

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▲EF65-1000国鉄色。コキ車は連結しておりませんでした。

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▲最後に馴染みのあるやつに会えてよかったよ~

というわけで長々と失礼いたしました。東十条、次々と列車がやってきて飽きませんね!次回はもう少し良い場所を探してじっくりと写真を撮りたいと思います!

さて、本日最後は・・・

長くなりましたので、また次回に続きますm(__)m

ご近所鉄道事情 2013年春 (その1)

年度末ですが勤め先の代休および年休消化で御休みが取れましたので、カメラをもってご近所の鉄道写真を撮ってきました。


▲まずは田端の機関区(今はJR東日本田端運転所)から

この地点、以前と比べると高い柵が設置されてしまい、脚立など持って行かなければまともな写真は撮れなくなってしまいました。車両センターや道路側の安全のことを考えての施策なんでしょうけれど、ファンとしてはちょっと残念ですね。

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▲うーん。何の準備もない筆者は柵越しに。停泊している機関車は中々良いのですが・・・

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▲国鉄色のPFも少なくなってしまいましたね。

ああ、何だか鉄道写真としては最悪ですので次に来るときはちゃんとした準備を。さて、次に向かった先は・・・

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▲その筋の方には有名な十条倉庫です。

ここは昔から桜の名所なんですよね!狭い道が抜け道として使われており車が頻繁に来るのが残念ですが・・・早速様子を見てみましょう。

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▲スイッチャーと桜、これぞ正しい十条倉庫の姿。

JRの機関車は立ち去った直後でした(´・ω・`)

気を取り直して・・・

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▲入線している貨物列車(コキ車)の側面を少し入れてみました。

今日のレンズは24-120mmmしか持ってきませんでしたが、ここから撮影するには80-200mmのほうが良かったかな。

奥のほうに居るスイッチャーも見に行きましょうか。

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▲今はもう使われていないようです。

うん、(・∀・)イイ!! この日通色がたまりませんなー。

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▲しかも左側、協三工業の3軸ロッド式機関車じゃありませんか。美しい・・・

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▲その他の2台は日車製のB型。これだって捨てたもんじゃありません。

が、やっぱり日通色のほうが絵になりますね。働く内燃機関車って感じで。

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▲桜とともに。

桜が青空に映えて美しいです。車両の写真としては枝の影が少々うざったいですが、季節ものですからね・・・

さて、そろそろ15時半。あちらの会場に移りましょうか。

長くなりそうなので次回に続きます。

秩父鉄道1000系、灼熱の旅(2011年)

秩父鉄道の1000系(旧国鉄101系)がいよいよ終焉の時を迎えております。筆者の世代にとってとても馴染みのある車両が現役を引退してしまうのは、何かノスタルジックな気持ちになります。模型の世界ではまだまだ主力車両として走らせておりますが、現物を交えながら何度かに分けて少し取り上げたいと思います。

というわけで、2011年夏、何を思い立ったか灼熱の熊谷に降り立ちます。


▲秩父鉄道の主力通勤電車(だった)1000系がお迎え。1008F、1010F

この時、何だか急にこの元101系に会いに行きたくなったのです。「非冷房電車」という、今では中々味わえない贅沢を求めて。

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▲熊谷駅側線には、今は亡きチョコバナナも。この塗装、より暑苦しさを増しますね(^^ゞ 1007F

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▲予感が加速するじゃありませんか!

周知のことではありますが、秩父鉄道1000系電車、何故か中間車だけが冷房化されず、国電オリジナルを保っているのです。冷房漬けの貧弱な体となった筆者に喝を入れるべく、日本最高気温を達成したこともある熊谷(最近は舘林に負けてますけど)で、あえて非冷房車に乗って、日本の夏を全身で受け止めようという試みです。(注:2011年のことです)

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▲1日フリー切符を買い求めていざ乗車!やってきたのは1005F、これに乗って一旦羽生まで行き、一気に三峰口まで夏を楽しみましょう。

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▲冷房装置の無い天井はとても広く感じます。

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▲扇風機のありがたみを感じます。この扇風機はJNR(国鉄)のものではなく、秩父鉄道の旧型車からの流用品のようでした。

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▲天井に弧を描くこの妻面に、薄緑色に塗られたスチール製(で合ってるのかな?)の貫通扉。ノスタルジックですな。

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▲これまた暑い羽生から、折り返し三峰口を目指します。

開けた窓から聞こえるレールの継ぎ目の音。モーター音。車輪のきしみ。停車すると蝉の声。良いもんですな。。。不思議と耐えられない暑さというものは無く、窓から入る風と扇風機の風が心地よかったのです。

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▲羽生から三峰口は沿線風景も変化に富んでいて、飽きのこない旅でしたよ。

羽生から寄居までは平野部。寄居を過ぎると渓谷に入って行き武甲山が見えれば秩父市街地。そして山深く三峰口まで登って行きます。山間部に入ると空気が変わるのをダイレクトに感じます。人間の制御する冷房装置という稚拙な機械によって、今はこういう贅沢を味わえなくなってしまいました。

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▲楽しい時間はあっというまに過ぎ、終点三峰口に到着。グローブ型ベンチレータが雰囲気を盛り上げる非冷房車の側面。

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▲この後、旧型車や貨車が展示されている広場を見学した後、駅前の蕎麦屋で昼食をいただいて帰路につくのでした。

秩父鉄道、ぶらりと出かけられるとても良い鉄道ですね!

カツミのキハ23


▲先日インレタやパーツを取り付けたカツミのキハ23も改めて撮影しました。(幌はエンドウのキハ20系のものを流用)

キハ45系というとあまりぱっとしない上に、両数も少ないことから、この後大量に増備されるキハ40系に紛れてしまってほとんど目立たない気動車でしたね。実は日常の中で、無意識のうちに乗ったりしていてもほとんど気づかれることなく、そしていつの間にか消え去ってしまいました。

筆者の場合もほとんど知らない形式で終わるはずだったのですが。

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▲キハ45系はキハ20系の近代化バージョン。両運転台のキハ23は、車体長こそ2エンジン車と同様に長くなりましたが、ボックスシートを装備、中央に寄せた両開きドアや両運転台やトイレなどがギュッと1両に詰まっているところが魅力です。

奈良在住の頃と云えば桜井線、和歌山線の電化前で、まだ奈良機関区には気動車がうようよとしていました。基本的にはキハ35の大所帯で、週末に父と山の辺の道を歩くのに桜井線などに乗って出かけますと、まずはキハ35の4連が基本だったのです。そんな中、片町線(こちらも電化前)の長岡から奈良に乗りいれてくる車両はボックスシート率が高く、ある日のこと、珍しく天理行きの列車にキハ45が連結されており(キハ35+キハ45+キハ35+キハ45)大喜びしたのを覚えています。もちろん乗車したのはキハ45でした。

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▲ディーゼルカーに両開き扉というのがミスマッチな魅力だと思うのですが。

いつもキハ35のロングシートから眺めていた景色、奈良駅を発車すると右手に奈良機関区を見ながら、決してスピードは上げずに、関西線から反れて大森陸橋を左にカーブしながらくぐるとすぐに京終駅に。アイドリング音をガラガラ響かせながら停車・・・京終、帯解、櫟本・・・と如何にも古都らしい難しい読み方の駅が続きましたが、ボックスシートで窓を全開にすると田圃を隔てて心地よい風が入ってくる。そんな少年時代を思い出してしまいます。

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▲苦労した検査表記のある側・・・いいや、決して近づいて見るべからず!

と、ここまで引っ張っておいてナンですが、実はキハ23は奈良には居ませんでした。キハ45は居たのですが、さらに関西本線、柘植や亀山にはキハ53(キハ23にエンジンを二個積んで加太越えに挑んだ仲間)は居ましたが、キハ23同様、乗ったことはありません・・・あしからず。

筆者の模型気動車は基本的には東日本仕様で揃えており、特に今回はタラコ塗装。会津線での晩年の活躍をイメージしております。昔から雑誌や写真集で馴染みがあったのかもしれません。タイフォンカバー付きとして、500番台耐寒型仕様に仕上げました。

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▲筆者、人生初のカツミ模型店の車両です。

これまでエンドウの気動車は多数導入しておりましたが、カツミさんのは初めてです。エンドウに比べて繊細な部分も多く、例えば両開きドアの合わせ目をグレーの色差しでゴムを表現していたり、また、インレタの表記類が細かいなどの特徴があります。エンドウは検査表記どころか、エンド、所属表示すら省略されてますからね。ま、くろま屋あたりのインレタを調達すればよいのですが・・・一方でカツミには幌は入っておらず、乗務員ステップを取り付けるネジ穴もないといったように、両者力の入れどころが違うようです。

動力はキャノンの一番新しいコアレスモーターLN15にエンドウMPギア。スムーズな走りが期待できます。旧製品のキハ20系(CN16)とは協調できないけれど、新しく発売されたキハ20、キハ35、キハ55系列のコアレスモーターLN14とは協調可能と思われます。ますます活躍させたい、いま裏庭機関区では旬の車両なのです!

フクシマのキハ06(再)


▲今回はフクシマのキハ06です。

先般ご紹介しましたフクシマのキハ06、こちらも改めて背景がごちゃごちゃしていない状態で写真をとりましたので再掲いたします。

メイドイン練馬、カチッとしたパーツを、歪みのない丁寧な組立、美しい塗装で仕上げた絶品の模型です。インテリアなんて無くても問題ない!そう思わせてくれる模型ですね。

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▲サイドビュー。プロペラシャフトの無い側の床下にはラジエターがぶら下がっています。

実車キハ06は、戦前型のキハ04(キハ41000シリーズのガソリンカーキハ41300)の設計をベースとして戦後に製造されたディーゼルカー、キハ41600の形式称号改正後の型式です。車体は非常によく似ていますが、シルヘッダーがリベット打ちから溶接に変わったため、車体がすっきりとしております。

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▲一方、この模型では扉は原型のものが採用されております。

Hゴムでガラスを固定しているプレスドアに換装された車両もあったとは思いますが、模型では好ましいスタイルの原型扉です。シルヘッダーや雨どい、手すりに至るまで手抜きのない作り込みです。

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▲ガーランド型ベンチレータがちゃんと浮いて取り付けられているのが分かります。

しっかりと作り込まれた良い模型は、そこに置いてあるだけで、眺めているだけで当時の音や匂いといったものがリアルに甦ってくるのではないでしょうか。木造の床に塗ったタールの匂い、ガラガラガラとエンジンのアイドリング音、薄暗い室内。仕事から帰り、これをしばらく眺めるのが筆者にとって一番の元気の素となっています。

エンドウのキハ20系列(旧製品)(3)

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▲エンドウ旧製品のキハユニ26、製品群で唯一モーターを積んでいない模型です。

エンドウ旧製品のキハ20系シリーズ最終回はキハユニ26です。国鉄時代は他車からの改造が普通であった郵便荷物気動車にあって、北海道向けのキハユニ25とともに珍しく新車として製造された車両でしたね。

実車では保存されている車両を除いてほとんど見ることができませんでしたが、模型的にはNゲージも含めてメジャーな型式なのではないでしょうか。ローカル線の写真などには普通に登場するキハユニ、単調なタラコ編成にちょっとした変化がついてとても良い感じです。

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▲コンパクトな車体に、荷物室と郵便室、一般向けの客用室が納められています。

ああ、でも触れなければいけない問題が!エンドウさんのこの製品、こちらサイドから見ていただけますとお分かりのように、何故か煙突が二つ付いているのです。キハ20系にあってキハユニ26だけは煙突は一つ。こちらサイドに煙突があってはならないのですよ。

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▲うーん、実に惜しい。

なんと最新の製品になってもこれが修正されていません。誰も指摘しないのか、あるいは変形車としてそういうものもあったのか!?(無いと思いますが)エラーと分かっていても買ってしまうのですが。

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▲こちらサイドの乗務員扉は窓一つ分後ろにあるのが特徴ですね。こちらも乗務員ステップを幅広のものに交換しましたが、台車との干渉もなく(ぎりぎりセーフでした)良い感じです。

気を取り直して・・・キハユニ26も大変魅力ある車両です。先にも述べましたがコンパクトな車体に色々な要素が詰まっていて見ていて飽きませんね。不規則な窓配置も魅力の一つです。

国鉄時代には編成のど真ん中にどーんと郵便荷物車が連結されていて行きどまりになってしまい、車両間を自由に行き来出来ないこともしばしばあったようです。今のサービスからすると考えられないことですね。そんな編成も再現しながら楽しんでみたいと思います。

エンドウのキハ20系列(旧製品)(2)

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▲エンドウ旧製品のキハ25です。

前回キハ20系の魅力について語っておりましたが、そこには該当しない「片運転台」のキハ25です。キハ25というと関東圏では水戸線、真岡線あたりに集結していたようですが、残念ながら筆者は当時は関西で、次に紹介するキハユニ26とともに、なかなかお目にかかれない型式でした。(唯一、当時の積水金属製Nゲージでは馴染みでしたが!)

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▲片運転台というと、運用上他車との連結が必須になってきますので運用が難しいというのは模型の世界も同じですね。

筆者のコレクションの中でもキハ25はこの1両だけです。この時代のエンドウ製品の気動車はCN16(低速型)片軸駆動のMPギアで、自車1両を動かすには申し分ないのですが、モーター無しの車両を連結すると通電不良区間などがあると若干怪しげな動きとなってしまいます。つまり編成を組む場合は、全車に動力があったほうがスムーズな走りが期待できるのです。

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▲模型では、表面だけ表現されたDMH17Cエンジンの間にCN16モーターがつりさげられ、運転台側の台車2軸を駆動します。実物っぽい!(実車の駆動軸は1軸だけですが)

そういう意味からもエンドウの旧製品においてモーターが設定されていなかったキハユニを除き、全車動力付きで発売されていたのには納得がいきます。M車比率が低いNゲージでは考えにくいことですよね!

エンドウのキハ20系列(旧製品)(1)

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▲キハ20とキハユニ26(エンドウ)

白紙をバックに簡易撮影用コーナーを設置しましたので、記録的な意味合いも含めて、これまでご紹介したキハを改めて撮影してみました。(カメラはRicoh GRIIです)

まずはエンドウの1世代前(90年代)のキハ20系タラコから。

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▲端正なお顔にタラコとシールドビームの「晩年」感が漂ってます。

実は今回キハ20系全般の乗務員ステップを幅広のものに交換しました。これまで何の疑いもなく狭幅ステップを装着していたのですが、本当は幅広ステップが正解ですね。地域によっては狭幅のステップに交換されていた例もあるようですが、20系気動車時代はデフォルトは幅広ステップですからね。
(別件でキハ30系の乗務員ステップについて調べていて気がついたのです)

なお、当時のエンドウの説明書には狭幅ステップを取り付けろ、とご丁寧にパーツの製品番号まで指定されているのですが、これはどう考えても誤記ですね。ステップのパーツも1個500円はしますので、早く改めてもらわないと。

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▲ステップを正しいものに交換したし気持ちがスッキリしました!

さてさて、キハ20系の中でもキハ20の魅力はというと、筆者が感じるところは以下の点です。
・2エンジン車に比べて若干短い全長
・縦型のDMH17Cエンジン(初期はB形ですか)
・両運転台と中央によった客用ドア
・ステップの明かり取り窓がついたプレスドア
・やや偏った煙突と左右非対象の窓配置

コンパクトな車体に列車として必要な機能が無駄なくギュッと凝縮されているところです。かと云って今の軽快気動車のように徹底したコストダウンが図られているわけではありません。

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▲1両の中で全てが完結している、それが魅力なのではないでしょうか。

「国鉄」という良くも悪くも「規格」が全ての世界にあって、ローカル線用の車両だからといって貧相なものではなく、実際に乗車すると、後の近郊型車両に比べるとボックスシートのサイズにも余裕があり、ゆったりしている印象でした。

お次はキハ25です。
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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