KATOの12系客車にIMON密着自連カプラHO-231を適用し連結間隔を狭める


▲KATOの12系、標準のKATOカプラー接続時における連結間隔。

KATOの12系、DD51とともに16番ゲージの低価格化に貢献した立役者です。低価格といっても、Nゲージで培われたプラスチックの造形は素晴らしく、たたずむ姿にはとても存在感があります。

しかし筆者がどうしても気になっていたのが、この連結間隔。贔屓目に見ても実感的とは言えませんね(^^ゞ
お座敷運転の急カーブにも対応するための、苦肉の設計だったのだと思います。実はこのモデル、伸縮式の専用のドローバーが付属部品として同梱されており、これを使えば急曲線と直線時の実感ある連結間隔を両立できるようなのですが、どうも筆者、ドローバーが馴染みません。

そんな折、ネットを徘徊していて注目したのがIMONカプラーです。連結器の使い勝手を研究しつくした設計、きめ細かで、豊富なラインナップ。今回は12系ということもあり密着自連タイプ、KATOカプラーを外した跡地にポン付けできるよう取り付け穴2mm径のHO-231を選択しました。
#なお、当方のカーブ、最小半径が750mmですので、それ以上のカーブを通過させるには、取り付け位置を工夫する必要があります。

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▲IMONカプラーHO-231。左は組み立てた姿。

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▲各部品はこんな感じ。

御覧の通り、密着自連タイプは全てプラスチック部品でできております。連結器本体はややグレー掛かった樹脂です。各部品の精度はとてもよく、老眼の筆者であっても指で各部品を合わせてパチンパチンとスムーズに組み立ててゆくことが出来ました。

次に12系本体から連結器部分を外して分解します。こちらも基本は爪で固定されているだけですから、樹脂のしなりを利用して外してゆきます。

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▲KATOカプラーはこのような車端部分のパーツと一体になっています。

カプラーのカバーも外し、分解します。

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▲基本は爪ですので、丁寧に外していけばそう難しくはありません。

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▲カバーを外したところ。KATOカプラー本体と、板バネも外します。

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▲こんな感じに。

これだけでも、KATOカプラーの長さが分かりますが、あえてIMONカプラーと比較してみましょう。取り付け穴を基準にすると・・・

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▲うーむ。逆にIMONカプラーはこの短さで大丈夫かなと不安になりますが・・・

それでは組み付けて行きます。

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▲何てことはなく、カプラーポケットにすっぽりと収まります。KATOカプラーを外したところにポン付けです。

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▲カバーをパチンとはめれば出来上がり。

さらに、これを車体側にパチンとはめ込みます。

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▲わかりやすいですね(^^ゞ

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▲はい、出来上がり!

こんな感じの作業をスハフ12を2両、オハ12を3両、施工します。当鉄道はこの5両編成なのです。編成的にはあと1両オハを入手したいところですが、それは再生産を待ちましょう。

ちなみに、互換性はあるとは言え、この密着自連タイプとKDカプラーとの連結は車両を持ち上げるなど、一手間かかります。多少の柔軟性を考慮し、スハフの車掌室側はKATOカプラーのままとしました。車掌室側にさらにオハを連結するようなことが有りましたら、考えることにします。

さっそく連結してみますと・・・

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▲おお!これは良い!!

連結は両側の車体を押し当てるようにするとパチンとつながります。外すときは一方の車両を真上に挙げるとパチンと外れます。自連と違い、この感覚はTOMIXの密連に似ています。

それでは、当鉄道の最も急なカーブ、エンドウのR750で動きを確認してみましょう。

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▲まずは同じ向きのカーブで。

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▲うん、大丈夫そうだ。

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▲直線からカーブへの差し掛かりでは、このように伸縮機能による動きが見えますね。

不自然っちゃ不自然なんですが、実際には世の中にはこんな急カーブはありませんからね。ま、模型として通過してくれればよいのです。KDカプラーやKATOカプラーとの互換性を考えると、IMONカプラー、実感的な外観を保ちつつ、模型としての工夫を盛り込み、この連結間隔を実現しているところに、とても関心してしまいます。よく考えられたパーツですね。手放しに賞賛できます。

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▲こんな感じに自然に急カーブを曲がります。

で、次に意地悪してS字カーブでどのような動きを見せるか、確認してみました。

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▲やはりこうなりますか。

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▲上から見ると。伸縮機能を最大限活かして、車両間の接触を避けているというイメージですね。

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▲実物ではあり得ない動きですが、模型的には合格です。

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▲5両編成の全景。

うん、IMONカプラー、期待以上に良かったです。年の瀬の駆け込みとなりましたが、今後は手持ちのKATOの客車陣は全てIMONカプラーに換装することになりそうです。

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連結面が実感的になったことで、本来のKATOの12系の良さがより引き立つような気がします。旧型客車も良いけれど、12系、こっちもカッコいいぞ!

KATOの12系客車に純正LED室内灯を取り付ける


▲今回は、純正室内灯の取り付けです。インレタ類はその前に貼り付け済みでした。

先日imonの密着自動連結器を取り付けて良い感じになったKATOの12系。インレタや室内灯が未取り付けでしたので、室内灯を手配し取り付けました。

※なお、作業内容についてはあくまで個人の記録であり、一切の責任を負うものではありませんので悪しからず。

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▲今回利用するのはKATO純正7-504「(HO)LED室内灯クリア」です。

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▲説明書とともに、内容はこんな部品で構成されています。

オレンジ色のパーツは、白熱球の室内灯を表現するためのパーツなので今回は使用しません。
基本的には説明書に沿って組みつけてゆくのですが、この室内灯セット、かなり曲者で、慣れないと四苦八苦することになります。

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▲まずは突起を目印にして基盤を組み合わせます。

この部分は梱包状態でもすでに組み合わさっていますが、ひっくり返したりすると外れてしまいますので、あえて写真にとってみました。(説明書にも詳しい説明図が記載されていますのでご安心を)

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▲銀色のほうに右の小さな集電板をはめ込みます。

精度は良いので、指で簡単に押し込めます。

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▲続いて、銀色でないほうには大きな集電板を。

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▲こんな感じに。

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▲裏を見ますと、この大きな集電板が小さな集電板を抑え込むような形で接触しているのが分かります。

実はここがポイントで、この接触部分が弱くて、車体に組みつけたり、力を加えていると接点が外れてしまい、完成後に室内灯が点灯しない!なんてことになってしまうのです。

おさらいしておくと・・・

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後ほど車体を組み付ける前に、LEDが点灯するかどうか確認しておくことがポイントですね。
なお、床下からはこのような棒状のパーツによって電気が屋根裏に届くことになります。基盤側の集電板の接点部分が、うまくガイドにはまっていないと、こちらも接点不良にて不点灯となる原因になりますね。

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▲この部分の接点ポイント。基盤がしっかりセットされていれば、基本的には大丈夫でしょうが。

さて、ここまでくればお次は車体側。KATOの車体は基本的には接着剤を使わず爪で固定されておりますので、バキバキと車体を解体してゆきますが、壊れないか心配ですよね(^^ゞ

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▲筆者は左側から外してゆきます。

ここは各人の判断にゆだねますが・・・車体の裾を広げてマイナスドライバを差し込み、少しずつ慎重に爪を外し床板を外していきます。毎度バキバキっと今にも車体が割れるのではないかと冷や冷やしながら、筆者の一番苦手な作業です。
なお、スハフやオハフなどの緩急車の場合は、必ず反対のトイレ側から外していきます。車掌室側はテールランプのユニットがはまり込んでいるため、簡単には外れませんヨ。

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▲まずは光の漏れをなくすための紙テープを貼り付けていきます。

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▲中央部で重なるように。(ここが光源となる場所ですしね)

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▲筆者は試行錯誤のうえ、このように先ほどの基盤に予め導光用の透明板をはめ込んでおきます。

後からやっても良いのでしょうが・・・筆者としてはこのほうが取り付けやすかったので。しかし、この状態で押し込むと、先ほど指摘した集電板の接触不良が起きやすくなりますので、その対策も併せてご紹介します。

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▲まずは屋根裏をしっかりと確認しておきましょう。

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▲こんな感じに仮置きしておきます。

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▲あとは外側からバキバキっと透明板を爪にはめ込んでいきます。

ある程度思い切りよく。しかし中央部は基盤の爪が抵抗して、なかなかうまくパチンとはまってくれません。決して基盤を押してはいけません。透明パーツを指の腹で押し込むように、ここは根気よく、思い切りよく。

筆者、この作業は何度もやっているはずなんですが、手に汗をかきながら必死の形相でした!?もっと良い方法があるのかな。

いったんはまったら、パワーパックなどから電源を取り、銅線を集電板にあててLEDの点灯状況を確認しましょう。例えば、先ほどの2枚の板が接触不良の場合は・・・

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▲こんな感じで、下の板を起こしてやるとか。

ま、どんな形でも接触してくれていれば良いのです。点灯が確認できたら、元通り車体を組み付けたら完成!
KATOのこの新しい室内灯、宣伝文句によると、従来製品との比較で輝度がアップしているそうです。

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▲手すりがリアルなボックスシートも見えて楽しいですね!

ここまでやると室内を塗装したくなりますが、さすがに家でシンナー類を扱えませんので我慢。
てか、実際にはそこまでやる気力がなかったり(^^ゞ

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▲基盤は覗き込むと良く見えちゃったりしますが、そこはご愛敬。

国鉄時代は日中は積極的には室内灯は点灯していなかったような気もしますが、模型的には室内灯があると楽しいですね。ちょっとお金のかかるパーツですが、折角なので引き続き全車に室内灯を装備していきたいと思います。

KATOの14系客車、ようやく再販のようですね。


▲KATOの16番、14系客車。(KATOホームページより拝借)

先日の記事で書き込みましたようにオハ12を1両増備したくKATOの12系の再販を待ちわびている筆者ですが、本日何気にKATOのホームページの生産予定表を見ていたら、14系が予定に入っているじゃないですか。
このところ気になってオークションなども見ていたのですが、やたらと値段が吊り上がっちゃって諦めていたんですよね。

12系もそうですが、独立したサービス電源を持つこの手の客車は模型的にも便利ですね。引き手を選ばず、貨物機でも旅客機でも、新旧どんな機関車がひいても違和感無いです。

さてさて、再販時期は2017年4月とのこと。前回買い逃してしまいましたので、今回は導入予定です。
まずはベタに6+2連の8連で踊り子号かな。(この製品、なぜかデフォルトで方向幕等が「踊り子 伊豆急下田行き」となっているのです。)

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▲踊り子がデフォルト。ま、マーケティング的に云えば、東京圏のマーケットを狙う手堅い商売デスネ。

先走ってこんなものもありますし。

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▲モリヤスタジオのヘッドマーク

さらに想像力が豊かになり、思わずこんなものも!

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いやーKATOさんが14系改造のサロンを製品化してくれるのを待ちますか!?エンドウの高いし(^^ゞ

話は飛んじゃいましたが、筆者14系は臨時急行でずいぶんお世話になりました。特急型車両なのに晩年は急行で使われることが多かったですね。岡谷発新宿行きの臨時アルプスとか、上野発の急行八甲田で青森とか。簡易リクライニングシートですが、学生だった当時は何だか特急型車両に急行料金で乗れるというだけでお得で有難く感じたものです。

最近16番方面では元気のないKATOさんの、久しぶりのスタンダード車両にちょっと嬉しくなった筆者でした。

天賞堂スハ32系客車


▲スハフ32 EG原型扉

購入してからずいぶんと経っていた天賞堂プラスチック製のスハ32系。この冬、ようやくインレタを張り出走準備が完了しましたので、ご紹介します。

スハ32系、戦前の特急用三等客車に由来し、晩年は東北や九州のローカル区間に時々連結されているといった感じではなかったでしょうか。古くなっても品の良さがあるというか、小窓が並ぶ姿がとてもかっこよく気に入ってます。

筆者、国鉄広しといへど、客車列車は東北方面を想定していますので、必然的に電気暖房装置が必須となります。この製品の発売当初はそんなに予算もかけられなかったので、オハ35系に1両ぐらい混ざってればよいかと、この原型扉のスハフ32を1両だけ調達しておりました。

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▲最終的には今日までに更新扉バージョンを3両追加。こちらはスハフ32 EG更新扉です。

原型扉を重んじておりましたが、この更新扉も良いです。古い客車ですがドアだけ新しくなっているというのが、筆者の好きな晩年感がにじみ出ていて、これまた悪くないです。赤い電機機関車に似合いそう!

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▲リベットの目立つシルヘッダー。雰囲気出てますね。

改めて眺めてみるとこの製品、天賞堂プラスチック(略して天ぷら)の初期製品にも関わらず、とても細部にこだわった良い模型でした。例えば、ドアノブなんかちゃんと銀色の色差しがしてあったり(別パーツかな??)、床下もそこそこディティールがあります。室内灯も予め装備し、かつコンデンサーまで搭載しているとのことです。

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▲こうやって頭上から眺めてみると、屋根の丸みと車端の絞り込みがよいですね。

てな訳で、この年末に都内のお店を歩き回り、とりあえず4両編成にしてみました。
残念ながらEG原型扉は残っていませんでしたので、残る3両は全て更新扉ですが、晩年の東北方面なんて、いかにもこういうHゴムの更新扉が走っていそうでしたからね。却って良かったのかもしれません。

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▲絞り込まれた車端の連結部分に萌えー!

インレタについてはいつも迷います。東北方面も細かく云うと色々ありますが、すでに貼り付け済みのKATOのオハ35系は仙フクにしていますので、車歴研究家のK先輩に助けていただき福島客車区の番号をピックアップして選択し貼り付けました。
とは云え、その番号のものが原型扉だったのか更新扉だったのかまでは分かりませんでしたので、そこはご容赦を!

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▲そのほかスハ32 EG更新扉2両。書いてませんでしたが、もちろんすべてぶどう色2号のタイプです。

良い感じです。実際には各型式の客車と混ぜて使う予定ですが。
今年はジャンジャン客車が竣工しそうな予感です。

ディーゼルカーはどうなったかって?
ふふふと笑ってごまかしましょう(^^ゞ

フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)を組み立てる(1)


▲おもむろに日光のTR23。最近はブレーキシューが別付けなんですね(@_@) 老眼に厳しい!

※上記の台車形式について、しばらくの間「TR11」と誤った記載のまま放置しておりました。
 謹んでお詫び申し上げますとともに「TR23」であると訂正させていただきます。


色々触発されるものがあり、長く箪笥の肥やしとなっていたフジモデルの塗装済みキット、マニ37を組み立てます。
東北方面のパレット輸送にも使われていましたので、そういったイメージで使用予定です。
マニ37といってもたくさんタイプがありますが、割とノーマルなスロ50から改造されたタイプ。ま、気負わず、お気楽に。そのまま素組みで組み立てましょう。

で、まずは台車から。気負わずと云っておきながら、スポーク車輪をおごってしまう筆者。
おしゃれは足元から!?

ってことで気負わずブレーキシューも取り付けます。上の写真のように、組み立て前にシューを並べておくと、取り付け位置を間違わずに済みますね。取り付けにはゴム系接着剤をごく少量。糸が引いたら凸側に巻き付ける感じです。

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▲一つの台車に対して4か所取り付け。

取り付けるにあたっては、一端このように分解してからのほうがやり易いです。分解しなければかなり難しい気がしますね。

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▲はい、1個出来上がり!車輪の絶縁の向きに気を付けましょう。

確かに単体で見ると、ブレーキシューが一体型のものに比べて立体的でカッコいいですね。
ちなみに筆者は塗装はしません。賛否両論あると思いますが、何となくこの金属っぽさが気に入ってますので。
#っていうか毎回ぼやいている通り、ベランダを含む自宅で塗料のスプレーを使えないというのが最大の理由か!?

ま、後は付属のネジやらナット、バネ、ボルスターなどを使って床板に取り付けます。

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▲裏面から見たところはこんな感じ。

台車の絶縁方向が、それぞれ違う向きにしておきましょう。筆者は今回は室内灯や尾灯を付けるつもりはありませんので、あまり関係ないのですが、電装される方は必須です。

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▲上から見るとこうです、はい。

で、一番面倒なのは窓セルを張る作業。この作業中の写真はありません。
ひたすら地道に窓セルを必要な幅に切り、ゴム系接着剤で慎重に取り付けてゆくだけです。

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▲トイレ窓はすりガラスではなく実車写真に基づき白ガラス。

白ガラスはそのあたりにあったポリのクリアファイルから切り出しました。何だかちょうどよい感じだったので。
さらにキットに付属しているガーランド型ベンチレータ、貫通幌の取り付けまでは完了。ともにもゴム系接着剤を付けた後、あらかじめ空いているガイドの穴を頼りに取り付けるだけ。
とても親切なキットですね。
最後にゴソゴソと道具箱から出てきたケイディーカプラーNo.5を取り付けておきました。

とにかく半田ごてで組み立てたり塗装しなくてもそれっぽいところまでは出来上がるのが、この塗装済みキットの良いところです。
もちろんディティールにこだわりたい場合はどんどん手を加えて行けばよい訳で。

さてさて、窓の内側に張る保護棒については時間切れにつき、今度の週末にできれば・・・インレタがないのでエコーに買いに行かなくちゃ。あ、テールライトのレンズもあったっけか??

とりあえず今日はここまで。ってのが月曜日(2017/1/23)の作業でした。

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つづく

フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)を組み立てる(2)


▲テールライト発見!(エコーモデルNo1723客車用テールライト)それにしても老眼泣かせが続きます。

週末になりましたので、マニ37の続きです。
パーツ箱をあさっておりましたら、エコーのテールライトが出てきましたので、レンズのみ流用することにしましょう。筆者の場合ケースがあっても真鍮工作はしませんので、使いませんしね。

#何故このパーツがあるのかは不明!昔は意気込んでいたのか!?

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▲サイズはフジモデルの客車にもぴったりと合いました。こちらもゴム系接着剤で固定。

それにしても、この手の細かいパーツは老眼鏡をかけても厳しいですなぁ。

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▲両側、計4個のレンズ装着完了。

牛歩戦術で完成に近づいていきます。続けて、気が重いですがガラス窓保護棒に取り掛かりましょう。

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▲こんな感じのパーツが同梱されています。

この窓の幅ですと、6本の保護棒がちょうどよく収まりますので、あらかじめ切り出しておきます。
ただし!実車の写真を見ると、ドアのところは5本、窓は4本が正しいようです。

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▲あくまで模型としての美しさを求めて・・・と言い訳して6本にします。

模型は棒の幅が狭いので、実物の本数に合わせると、逆にやや不自然な感じになってしまいますので、均等間隔となる6本にしました。
こだわる方は一本一本切り出してみましょう!

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▲保護棒が付くと、何だかそれっぽい雰囲気に近づいてきますね!ニンマリとしながらの作業。

こちらもゴム系接着剤で。いったん仮置きした後、微調整がきくのが良いところですね。失敗しても剥がれますし。
ちなみに筆者、瞬間接着剤は苦手でして、ほとんど使いませんし、そういえば手元にもないです。

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▲裏から見ると、あんまり恰好良いものではありませんが、ま、表面に歪みが無ければ。

さてさて、地道に貼り付けてゆくこと小一時間。

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▲窓セル、保護棒までは完了!

うん、保護棒が付くといよいよ荷物車然としてきました。良い感じです。
続けてインレタを!と思いましたが、手持ちで「マニ」を含むインレタがどうしても見当たらず、諦めることに。
地元のワムさんや日光モデルさんにはクロマヤのインレタは置いてなかったし、明日にでもエコーモデルに行って調達してきましょうか。

ってことで今日はここまで。
お仲間を引っ張り出して並べてみました。

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▲天プラ再生産品 マニ36EGと連結してみて。うん、悪くないです。

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▲さらに、昔の天賞堂ブラスのマニ60やらマニ36やら。

昔の製品は大らかさが目立ちますが、フジモデルの素組みとの連結では丁度良く似合います。
郵便荷物車系の客車としては、他に先日KATOに持ち込んだマニ60や、天賞堂ブラスのオユ10非冷房、TOMIXのオユ10非冷房があります。
これらだけで組成してEF56で牽引させてみたいですね!

(つづく)

今回の参考図書は以下の通り。
クリエイティブ モア社刊 『荷物車・郵便車の世界』(西橋雅之・石橋一郎著)
ネコ パブリッシング刊 『RM LIBRARY135 マニ35・36・37形(下)』(藤田吾郎著)

フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)の連結高調整


▲今は亡きケイディカプラーNo5を装着したところ、高さが合わない!
(左が天賞堂マニ36で一般的な高さ、右が今回のフジモデルのマニ37)

塗り済みキットなのに遅々として進まず、それがウラニハ速度というもの。
で、前回ずらーりと並べてみましたら、連結高に違和感があって、見てみると上記の通りでした。

筆者の適当さ加減爆発でして、その辺りにあった使わないプラスチックカード(黒)が何となくこの差を埋めてくれそうだったので、適当な大きさに切り、スペーサとしてかましてみました。その際タップで2mmのネジを切っておいたところだけ、やけにきめ細かいでしょ(^^ゞ

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▲てなわけで、上の写真と見比べてみると、ほぼほぼ治った感じです。

どうしてかような差が出るのか。車体を被せると高さは揃っているし、フジモデルの特徴なのか、あるいはケイデイカプラーがあっていないのか。ま、古いカプラーですし、これ以上追及するのはやめておきましょう。

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間にかましたスペーサの写真撮り忘れました(^^ゞ
さて、この後はいよいよ面倒なインレタです。

天賞堂のマニ36(スハ32形改造車 EG仕様 東北・凾館本線タイプ)


▲マニ37の記事の途中ですが、天賞堂のマニ36(スハ32形改造車 EG仕様 東北・凾館本線タイプ)をご紹介します。

この製品、先にご紹介したスハ32系発売時に最初のシリーズが発売されていましたが、それから随分とたって、別途発売されたプラスティック製ニセコシリーズの客車に品質を合わせて再生産された製品です。しかしながら、人気が高かったのか発売から比較的早い時期に売り切れてしまい、筆者などはノンビリとしていたらすでに入手できない状況でした。

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▲例えば屋根上にはうっすらとキャンバスの張り合わせが表現されていたり。

先般ご紹介したスハ32系に比べて、再生産されたこのマニを見ると、プラスティックの造形についてはすっかり手慣れたものになっています。いや、ここまで来ると天賞堂プラ製品、値段以外ではKATOやTOMIXに追いついたか追い越したかと云った勢いですね。

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▲インレタは必要最小限だけ張れば良いように、あらかじめ共通部分は印刷済みですので、非常に楽でした。
(検査表記と体質改善マークは取り付けましたが。)

プラスティック製ならではのきめ細かな表現は、昔購入した同じく天賞堂のニセコシリーズブラス客車のマニ36と並べてみると一目瞭然です。ブラスのマニ37は車端屋根の絞り込みが不自然だったり、雨どいもいい加減な表現だったり、当時大枚をはたいて購入したのが馬鹿らしくなってしまうほど、この最新の製品は良い出来ですね。

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▲同じく昨今発売された天賞堂のスユ13とともに。

このマニ、生産数が限られていたのか、筆者が購入しようと思ったときには大方のお店で売り切れでした。ほぼ諦めかけていたところ、旅先の模型店のショウウインドウで偶然見かけて購入した次第です。
こういう出会いは嬉しいものですね。

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▲運用を考えて北スミの2114番にしました。

印刷済みの「マニ36」の文字が、やや左にあるのが玉にきずですが。そこは目をつぶることにしましょう。
それにしても、習作のマニ37のおかげで知ったことですが、窓の保護棒がちゃんと4本になっているところがすごい。天賞堂さん、ちゃんと勉強してますね。ドア窓の保護棒もこれが正解です。蓄電箱もありちゃんとEGしてます。

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▲天賞堂プラスチック、これからは期待ですね!!

青大将燕もそろそろでるのでしょうか。ちょっと興味がそそられてしまいます。

天賞堂のスユ13 青15号


▲前回後ろに見えていたスユ13です。

こちらも天賞堂プラスティック、ニセコシリーズのスユ13です。この手の郵便荷物車は、隅田川から専用列車が、上野からは長距離列車に併結されて、東京地区と東北、北海道を結んでいたので、取り扱いがし易いですね。

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▲こちらも北スミに。

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▲クリエイティブモア社さんの『荷物車・郵便車の世界 昭和50年代のマニ・オユの記録』とにらめっこし、最終的には2039号に。

こちらもインレタはこの車番と、妻板にある検査表記ぐらいです。

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▲上記とは反対側面です。

ところで小さなインレタって貼り難いですよね。筆者ももっとも不得手なところですが、今は以下のようにセロテープで固定する方法をとるようになってからは安定した品質を保つことができるようになりました。

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▲例えば北スミを切り取り。

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▲これは体質改善マークを切り離したところ。

タミヤの先端の精度が高いピンセットを使って。もうこれなしでは進めない!

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▲セロテープも必要最小限にしておくと失敗が少ないです。

そんなわけで、フジモデルの客車の合間に割り込んで整備してみました。
ではでは~

フジモデル塗装済みキット マニ37(スロ50改)を組み立てる(3)


▲悩んだ末、マニ37 2005を選択。

窓セルを張ってから随分時間がたってしまいました。
そんな予感はしたのです。

正月休みが明けて、仕事が始まってしまうと週末だけではこの作業をやる気力がわきません。
3連休の三日目にようやく手が付き、とりあえず完成に持ち込みました。

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▲2005番のある時代は盛モカに居りました。

東北筋のマニ37のうち、スロ50改造タイプで、台車軸受が軸箱となるとほぼ選択肢が限られてしまいます。スロ60タイプで、コロ軸受ならば色々選べるのですが。(ってことで後日スロ60タイプも追加発注しちゃいました!こちらは津軽風編成にする予定です。)

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▲ちゃんと妻面の検査表記も入れました。えらいでしょ!(老眼にはきつかった~)

ってことで、組み立て塗装済みキットですがひとまず完成!

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▲フジモデル マニ37 2005 盛モカ

青い荷物車(パレット対応)というのも刺激があって良いものですね。
しかしこうなると荷室の鉄格子の本数にもこだわりたくなってきました。次回作、スロ60タイプはやってみましょうか!

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▲並べて楽しむ!

そういえば、この塗装済み組み立てキット、妻面の貫通ドアが無いんです。工房ひろさんで良いパーツが出ているようなので次回作には色々と盛り込みたいですね。日光モデルでコロ軸受けのTR23も調達せねば。

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▲車掌室から向こう側が透けて見えてしまうのもNG!

室内も何とかしますか。この車両の改善策として。

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こうして荷物車が増えてゆくのですね。

TOMIXのお座敷客車スロ81系(青)


▲水戸の「ふれあい」ではなく、あくまで南シナの「品座」で整備予定です。

東京機関区のゴハチに牽引させる客車を探していて、当時買っておけばよかったなーと悔やんでいた一品に出会いました。
そう、TOMIXの初期製品(金箱)のスロ81、スロフ81(青)の6両セットです。

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▲もちろん、整備はこれから。ベンチレータに、手すりに、室内灯に、インレタに・・・嬉しい宿題増えちゃいました(^^ゞ

初期製品ってことで、日光モデルさんの台車を履いてます。
それにしても当時は筆者も若かった。何がお座敷ジャ!なんて思っていたんですが、この年になると、ああ!こんな列車で宴会しながら旅行なんて楽しそうだな。しかも旧型客車だし。と妙にしみじみと年寄り趣味になってしまったのです(笑)
今になって或る機関車が入線した今、個人的に14系座席車と並んで東京の客車に注目するなか、燦然と輝く「品座」の魅力に気付いてしまったのです。

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▲懐かしの金箱。箱はかなりくたびれてしまっていますが、中身はれっきとした新品です。

そんなこんな思っているうちに、この業界。在庫など残るはずもなく。無いものと思ってやり過ごしていましたところ、何てことは無い近所のワムさんにぶらり散歩に出かけて、いつも見慣れたショウケースをのぞいていたら・・・発見。店主が自社製品企画の参考のために購入したものらしいですが、それを手放したとのことでした。

ちなみにワムの店主、40年前にマッハ模型に務めた経験があるとのことで、(筆者も約40年前にマッハ北千里店で積水金属の鉄道模型を買ったもらったのがきっかけでしたので)そのお話で盛り上がりました。

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▲スロ81系とは一見なにも関係ないように見える、鉄道ファン1980年8月号。

筆者がまだ奈良に在住していたころに購入したものっぽいですが、この号の「新車ガイド2」に「品座」が詳しく紹介されています。

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▲国鉄大宮工場の押川さんというかたが執筆されています。

当時赤字の国鉄にあって、団体旅行向けの和式客車は大人気で、1978年まで全国で作られたスロ81系も引っ張りだこだったようです。東京も多数の予約に対して他局から借りて運転する状況であったことから、増備することになったとのこと。

この客車の製作にあたっては大宮工場でプロジェクトチームが発足し、和式客車としての内装や編成としての電源設備などに相当工夫を凝らして設計された様子が熱く語られていました。

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▲1車輌に二か所ある欄間は、秋田杉の一枚板からなるとか!

各号車に床の間を設けたり、天井の杉の柾目の方向をそろえたり・・・実は贅をこらした車両なんです。
昔は旧型客車をお座敷にしただけで、なんでグリーン車なんだよとか、ケチをつける気持ちがあったのは否めないのですが、今この新車ガイドの紹介文を読んでしまうと、過去の浅はかな自分を恥じるばかりであります。

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▲スロ81。今はすっぴんですが熱い思いにこたえるべく、丁寧に仕上げてゆきたいと思います。

紹介されていた鉄道ファンは1980年8月号ですが、記事には「54年度6両を改造することになった」とありますので、1979年度予算、1980年初頭に竣工だったのでしょうか。このあたり、今のところ確かな情報が得られておりません。

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▲スロフ81。テールサインもこれから。

青15号に腰板部の白帯二本が良いです。もちろん、これ以前のグリーン帯もよかったのですが、筆者的には白帯二本のほうが何だか特別な感じがするので好みです。
旧型客車最後の特急列車となった、お座敷踊り子号とか、筆者自身がこの列車に乗って宴会している姿とか(笑)・・・妄想が膨らみますなぁ。

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ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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