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交流機の世界


▲ウラニハ機関区の交流機たち。手前は天賞堂のTAギア、ED75 100番台前期タイプです。長町所属の114番(東芝)としました。

しばらく放置しておりましたら、広告まででるようになっちまって・・・慌てての更新でございます。

我が家には交流機が2機配属されておりまして、ともにED75でございます。交流機関車では、九州や北陸よりも、やはり50ヘルツの東北筋に親しみを感じるため、ED71、ED75、ED77、ED78、そしてEF71に興味があります。中でも、交流機関車の標準機として、直流のPFのようにありふれた存在であったED75は特に好きなタイプでもあります。

何しろ短い車体にギュッと凝集されたスタイルというのは、筆者の好みのツボを抑えております。

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▲こちらも天賞堂TAギア、ED75 700番台後期(運転室側窓がアルミサッシになっているタイプ)です。771番(日立)としました。(ちなみにオユ10非冷房は、天賞堂ニセコシリーズ、機会がありましたらご紹介しましょう。)

ED75は筆者が学生時代、夏休みに周遊券で初めて訪れた東北地方では、あまりにありふれた機関車でした。特に、急行八甲田で青森に到着したときにみた、奥羽線用の700番台は「カッコイイ!」の一言でしか表現できませんでした。

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▲このように冷蔵貨車を牽引させても絵になりますね・・・(エンドウのワム70000とレ12000)

天賞堂のED75というと、学生時代からのあこがれでありました。この重厚感や美しい深紅の塗装。まさに宝石のようではありませんか!(自画自賛)社会人になってからもおいそれとは手が出せず、ある日会社の資格取得制度を利用して、ムズカシイ資格に合格した時の報奨金を全てつぎ込んで購入した、という経緯があります。それ故、筆者にとってはまさにお宝なのでございます。

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▲屋根の配線なども美しく。

天賞堂のTAギアは、エンドウで云うところのMPギアで、路面の接地性が良く、走りは低速から極めてスムーズです。同じ天賞堂でも旧型ギアのものもありましたが、妥協はしたくなかったので各時代の天賞堂製品の仕様をリストにまとめて、再三吟味して購入にいたったのです。

筆者の旧型客車の編成は、上野から黒磯まではEF56が牽引して、福島まではED75の100番台、福島、米沢間をED78に。そして青森まではED75-700で、という想定になっています。今、ED78(またはEF71)が欠員状態ではありますが、「側面アルミサッシ化ではない、前面プロテクタの無い」タイプが、天賞堂から出るのを虎視眈々と狙っているという訳なのであります。

天賞堂のED78 パンタグラフの不具合修正


▲このところ大活躍の天賞堂ED78 8です。

いつ頃の生産だったか、2017年1月現在、最新の天賞堂製のED78です。このときは登場時の前面窓プロテクタ付き(ED78 3)とこのKE72Hジャンパ栓とヘッドマークかけ追加の1次形、側面運転室窓アルミサッシ改装の比較的新しい時代の姿(ED78 8)が追加生産されました。

長年待ちわびた製品でしたので、かなり無理をして2015年8月に購入。筆者の好みから、前面窓プロテクタのない、通常時運用仕様のED78 8を導入しました。

さて、筆者の模型ですが、前回KATOに持ち込み運転していたときに、横で見ていた方から
「パンタグラフ壊れているよ!」とのご指摘をいただきました。
ええっー!?と内心激しい動揺に包まれながら平静を装いパンタグラフをチェック。
確かに、バネのカバーのパーツが、シューに引っかかったまま上昇してしまっている。
目の良い方は前回の写真を観察してみてください!

不幸中の幸い、シューにフックが引っかかったままだったので、パーツをなくさずに済みました。

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▲パンタをよく見てみると、アレレ、何だかバネがむき出しになってます。

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▲このパーツがパンタグラフに引っかかったままポロリと取れていたのです。

指摘してくださった方は、盛んに天賞堂にクレームを入れたほうが良いとおっしゃってくれたのですが、こちらも輸送時に散々揺らしてますし、それ以前に、こんなものゴム系ボンドでポチッとくっつけちゃえば用は足りますので、そういうことにしました(笑)
クレームしたり、銀座に持ち込むほうが数倍面倒だし、そんな時間も取れないのです。

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▲そんなわけで、ゴム系接着剤でくっつけてみました。補修前と比べてみてください!

再びパンタグラフを畳んだり、上昇させたりと試しましたが、強度は十分なようです。ま、これで良いんじゃないでしょうか。
形あるものは壊れる、と昔のどなたかが言ったようですが、こんな感じに気楽に向き合いたいと思います。

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▲それにしても美しいパンタグラフですね。

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▲改めて全身を。

我が機関区では大柄な機関車ですが、客車を6両ばかり牽引させると、機関車の大きさはあまり目立ちません。

このED78、現役当時は国鉄の最新技術を投入した交流回生ブレーキを持つサイリスタ制御の機関車としてEF71とともに福島機関区に所属し、板谷峠を中心に福島-米沢-山形間で活躍、さらに軸重可変装置を装備したED78は線路規格が弱い仙台-山形間の仙山線でも使用されました。

以降のローカル線交流電化時には標準機として増備される予定でしたが、その後ローカル線が交流電化されることはありませんでした。そればかりでなく、標準軌化により板谷峠を追われ、頼みの仙山線からも貨物列車がなくなるなど、期待されたほどの活躍無く姿を消してしまいました。現役時代は新しいが故に、ファン層からもあまり注目されず、最後はED77とともに東北の片隅でひっそりと消えていったイメージがあります。

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▲せめて模型の世界では思う存分走らせてやりたいですね!

今でも、欲を言えば、2007年当時に発売されたラインナップが良いと思っています。ED78、EF71が最も活躍した時代設定に思えるからです。この時代のタイプが再生産されれば真っ先に飛びつくかもしれません。いや、せめてオークションで出ないものかと、EF71とともに時々チェックしたりしてます!

ま、いずれにせよ気長に向き合います。

交流機の世界(再)2018/9/30


▲我が家の交流機、大集合!

先週、TOMIXより待望の16番EF71が発売されましたね!
待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。

筆者は、というと非常に微妙な立ち位置でして・・・ご覧の通り交流機は天賞堂の製品を少しずつコレクションしているものですから、いくら好きな機関車とはいえ、手持ちのED78とは重連できないEF71を入線させることには抵抗があったのです。

でも、迷いました。
アキバのIMONさんで実物をじっくりと観察。迷いに迷って粘ること30分?いや、それ以上いたかな。
あ、云っておきますが、あくまでショウケースの中のものをガラス越しに見ただけですよ!
で、結局は買わずに帰りました。IMONさん、ごめんなさい。

実物をみて感じたのは、やはり手持ちのブラス製との質感の違いでしょうか。
ED75もすべてTOMIXで揃えていれば、今回のEF71もアリかとは思いますが、ブラスと並べるとやはり明らかな質感の違いが出てしまいそうです。そして、やはり重連できないってのもの微妙。

そんな訳で、いつ出るかわからない次の天賞堂のEF71を気長に待つことにしましょう。

さてさて、そんな気持ちを奮起しようと以前撮影しておいた我が家の交流機の写真を再び眺めて見ました。(既出のものがあるかもしれませんが・・・)

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▲天賞堂ED75 114 2000年の100番代前期型のTAギア。(2005年8月、IMON原宿店にて購入)

子供の頃から夢だった天賞堂の赤い機関車。鉄道ファンの広告を穴のあくほど見つめていた、その思いが就職してようやく叶った機関車です。当時10万超え(今やこのクラスの機関車を買おうと思うと、20万超えてますけどね・・・)の機関車を購入などなんと罪深きことと思ったことか。

でも、良いものはやっぱり良いのです。
天賞堂の製品としては、既にTAギアのEF65500Fで走りの良さを実感しておりましたので、この模型を購入するにあたり、市場に残る天賞堂の歴代ED75をひたすら調査し、一般型でかつTAギアとなったこの製品に絞り込んだのです。

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▲やや上から。短い車体にギュッと詰まった緻密感、そしてこの複雑な屋上機器の配線がたまりません。

いや、あれから13年?あの頃の自分を褒めてあげたい。
今見てもウットリですよ。
重連にしたくて買い足そうとしても、いまや絶版品、製造したとされるフクシマ模型さんも廃業してしまっていますし。
実はこの後、2008年に製品化された一般型(50番代ヒサシ付きと、1000番代後期)は喉から手が出るほど欲しかったのですが、20万を超えてしまったため当時は資金力もなく諦めました。

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▲天賞堂ED75 771 1997年の700番台後期型 側面窓アルミサッシ(2006年3月エコーモデルにて購入)

次に購入したのはこちら。
100番代を購入した翌年でしたが、その年、難しい情報処理試験に合格し、会社からの祝金をもらったのを全て投入(笑)して購入。
この頃はまだ副主任ですから、これがやっとでしたね。

先ほどの100番代とは打って変わって、屋根上はとてもシンプルでパンタグラフも下交差枠。
なぜに?と思われるかもしれませんが、1989年、学生時代に急行八甲田で初めて降り立った青森駅。そこで見かけた奥羽線専用の700番代のかっこ良さが印象に残っていたのですね。
100番代の次は700番代だ!と云う思いがあったのは事実です。

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▲この2両、同じED75とは思えないぐらい全然違うんです。

ED75の初期と末期では、技術がどんどん進化していますから当たり前ですけれど、その二つのバージョンが手元にあるということだけでもニヤついてしまいます。

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▲でも残念ながら国鉄時代はこのような重連はありませんでしたね。

そうすると次にはこれら同士で重連させたくなりますが、流石に資金は尽き果て、次に購入する機会を伺っているうちにこれらの商品は市場から消え、さらに次に発売された一般型は、上で述べたようにさらに資金的ハードルが上がってしまったのでした。(その資金的ハードルをクリアしたときには、後発の製品も市場から消えておりましたし、頼みの製造元のフクシマも廃業してしまった次第orz)

そう、こう云うものは縁なんですね。

それから長い時をへて、ちょうど良いタイミングで発売された天賞堂のED78、EF71。これはもはや運命か?と思わされるものがあったのですが、そのバージョンが1次型正面窓プロテクタ付か、側面アルミサッシかというちょっと微妙なラインナップ。散々迷いましたが・・・

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▲天賞堂ED78 8 特定番号機1次車KE72Hジャンパ栓、ヘッドマーク掛け付、側面窓アルミサッシ化(2015年8月天賞堂本店にて購入)

結局はほとんど見かけない正面窓プロテクタ付をやめて側面アルミサッシを選択しました。
当然2台は購入できないので、どれか一台という事になりますが、EF71ではなく、ED78を選択したのは、仙山線の運用も考慮してということだったと思います。
その方が色んな列車を牽引できますし。

でもって当然これを重連にすることもできず、側面アルミサッシのEF71は指をくわえて見ているうちに絶版。ああ、次に発売されるのはいつのことでしょう。そしてまたもや手の届かない値段になってしまうのでしょうか(泣)

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そんなわけで、長々と我が家の重連できない赤い3兄弟のお話でした。
ぶっちゃけTOMIXのEF71を2両購入するという大人気ない案もあったのですが、そこは理性を働かせて。

何より、趣味の世界ですから、間に合わせで購入しても詰まりません。
納得のゆくまで吟味して、これぞ!というものを手に入れると、こうして10年以上たってもウットリとできるんですからね。
天賞堂さんのEF71も気長に待つことにしましょうか。
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

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