フクシマのキハ06

「フクシマ」と云えば、メイドインNERIMA、「丁寧な組み立てと塗装」を売り物に、少し高いが高品質の模型を提供してきた模型屋さんでしたね。筆者も何度もホームページを見てはため息をついていた一人ですが、特にキハ04、06、07シリーズは魅力的で、そこそこ高かったもんですから買おうか買うまいか迷っているうちに、フクシマは廃業、在庫も見る見る間に無くなってしまったのでした。

東京では探しても見かけなくなった模型を、出張先でうまく時間を作って立ち寄った模型店で偶然見つける!そんなエキサイティングなことが続いています。古くはムサシノモデルのDD13や、最近ではエンドウの西武E851。そして今回はフクシマのキハ06を捕獲いたしました。ああ、クレジットカードの支払が・・・

20151026001751b00.jpeg
▲出張先のホテルにて至福のひと時です。

とある模型店で試走したところ、フクシマFMギアはMPほどスムーズではありませんが、そこそこ良く走るようです。ヘッド/テールライトは点灯しませんし、インテリアもありませんが、佇んでいるだけで(私にとっては)オーラを感じる存在感のある模型です。

s12-10-22_003.jpg
▲素直に嬉しい出会いでした。

模型はキハ06 3となっています。替えのインレタも入っておりますが当面はこのままで。ウラニハ気動車群では一番両数が多いのがキハ20系列ですが、キハ06と比べれば最新型の気動車に見えます。キハ20のローカル線でとある地方駅にたどり着いたとき、0番線ホームにひっそりとたたずんでいる地元私鉄といった塩梅の役割にしましょうか!?

色々と妄想が膨らみます。というわけでニュース速報でございました。

2013年の事業計画は

すっかり年が明けてしまいました。遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします。
新年最初の記事ということで、ウラニハ鉄道の2013年事業計画を。

2013年の最大のトピックは、ムサシノモデルに予約中のDD5114(東新)でしょうか。かつて磐越西線で活躍した所謂初期型の車両です。ムサシノモデルのDD13は私が16番ゲージを始めたきっかけとなった一つの模型でございまして、その完成度は素晴らしいものでした。その後発売されたDD51の各シリーズはなかなか気軽には手が出なかったのですが、初期型が模型化されると知りついつい後先考えずに予約。秋頃とのことなので、そのころには何とか工面しましょ・・・(^^ゞ

で、今年はこのDD51をきっかけに、磐越西線には特にこだわらずに筆者の好みから気動車が増えるような予感がしておりまして。すでにお気付きかもしれませんが、筆者の模型蒐集にはあまり特定の路線を意識したものではありません。過去の乗車体験や書籍等で脳裏に焼きついたイメージが元となっておりまして、実物の再現というよりは、模型的な楽しさで、マイワールド鉄道を構築しております。

気動車で云えば、奈良機関区の近所に住んでいた少年時代の原体験や学生時代に旅行や写真撮影で訪れた各地の雰囲気が影響していますかねー。


▲当社のフラッグシップはエンドウさんの名鉄キハ8500系でございます。

キハ8500、一度は乗りたかったなーという気動車です。会津鉄道に譲渡された後も一度も乗ることなく廃車されてしまいましたね。東武鉄道、JRに乗りれて、新宿-喜多方の直通運転を夢見ていた私にはとても残念な出来事でした。私的に気動車特急の理想形(強力なエンジン、鉄鋼製の車体、快適性、分割併合や短編成が可能等)を求めた時、我が鉄道の特急にふさわしいものはと考え、導入を決めた車両です。

模型はエンドウから発売されたものでLN14コアレスモータ装備、MPギア、5両編成中モーター車が2両ありまして、分割運転もできます。まさに新型気動車にふさわしいスムーズな走りです。発売後少し年月がたってしまっておりましたので、集めるのに随分苦労しました・・・ドラマチックな出会いがあり5両揃えることができました。このお話についてはまたいずれ。

sRIMG8945.jpg
▲何度もご紹介しているキハ20系列。所属車両数から言っても我が鉄道のスタンダード車両です。

キハ20系列、これは私の鉄道模型趣味の原点です。小学2年生のときに初めて出会った鉄道模型、Nゲージでしたが親に買ってもらった積水金属のキハ20とキハユニ26、ともにモーター無しでした。プラレールもそうでしたが基本的には手で動かしてました。

当時(1970年代)の選択理由は邪道なのですが、オレンジとクリームの塗り分けが私には身近だった大阪地下鉄中央線に似ていて好きだったのです。(大阪在住の頃、親に連れられ弁天町に通っていたもので・・・)その後、奈良で日常的に目にしたり、関西線で乗車したりとすっかり親しみのある気動車です。端正なお顔、すっきりしたスタイル、昔の低いホームに対応したステップに味のあるプレスドア、余裕のあるボックスシートと、乗って良し見て良し大のお気に入りです。

sRIMG0876.jpg
▲エンドウのキハ20系列、キハユニ26。

16番ゲージを始めたころには、タイミング悪くシールドビーム、首都圏色のものしか在庫が無く、最初に購入したのがキハ20+キハ25、タラコでした。1世代前のキハ20系列はキハユニを除く全車にモータが装備されており、CN16という「か弱い」モータで実物同様に片台車を駆動する方式です。(正確に云うと実物は片軸駆動だったと思いますが)MPギアですので走りはスムーズですが、模型的にも金属車体をブルブルと震わせて走りだす姿はなかなか味のあるものです。

sRIMG0840.jpg
▲分割併合できる、というのも楽しみの一つです。

どうしても家でレールを敷いてとなると長編成は走らせられません。1両から運転できるキハ20系列は重宝しますね。少しずつ増備し、タラコシリーズは4両までになりました。

sDSCN5391.jpg
▲その後、新しく発売されたLN14シリーズのキハ20も増備。(写真のキハ22だけはCN16高速型モータを装備したものですが既に手放しました)

エンドウのキハ20再生産では、キハ20のバス窓と200番台、キハユニ26が仲間入りしました。両軸のコアレスモータで実物とは駆動方式が違ってしまいましたが、模型的にはキハ8500にも劣らないスマートな走りを手に入れました。

sRIMG1344.jpg
▲カツミさんの運転会では長編成が行き交う中、2両でポツネンと。侘び寂びの世界ですな!

キハ20系列、まだまだ増備の予感です。

sRIMG13335.jpg
▲フクシマのキハ06は先日レポートしました通り。

フクシマの戦前戦後の気動車については、戦後の形式称号で云うとキハ04、06、07等、様々なバリエーションがありました。個人的には、片上鉄道保存会の展示運転で元キハ04、07に乗車したのが強烈なインパクトになっておりまして、06は戦後型ですから若干違うわけですが、我が鉄道のローカル支線用というイメージで導入したものです。キハ07を全力を挙げて探索中ですが、もはやどこにも見当たらないようで・・・

さてさて、探索中のフクシマとは別に、2013年今年の非電化路線拡充テーマとしては「誰も注目せず、いつの間にか消えていったディーゼルカー」をテーマに、誰も注目しなかったタラコ、シールドビームといった一般的な鉄道ファンには嫌われた国鉄末期80年代仕様の気動車を増やしたいと思っています。てかちょっと増えていたりして・・・

sDSC_0171.jpg
▲これからパーツ類取り付けですが・・・完成したらまたレポートします。

長々と失礼いたしました。

カツミのキハ23にインレタやパーツを取り付ける

今年は気動車が旋風を巻き起こしている?ウラニハ機関区。先日はキハ20系の後継機とも言えるキハ23系が入線しました。もちろん当線においてはキハ20と共存共栄です(^^ゞ

キハ45系(といって良いのか、キハ23系といって良いのか??そもそもキハ35系なのか30系なのか・・・代表形式で考えるとキハ45系で良いのかもしれませんね)は本州向けに作られた、所謂近郊型気動車ですが、この後すぐにキハ40系が勢力をのばしますので、大量には生産されず、どちらかというと日蔭者のマイナーな気動車でしたね。

sDSC_0171.jpg

キハ20系をよりモダンにしたスタイル、正面のパノラミックウインドウや、スカート、ステップまでガバっと開く両開きドアといった近代的なアイテムが、少し野暮ったいディーゼルカーにミスマッチで、このアンバランス感がキハ45系の最大の魅力です。国鉄末期の各形式混在した編成にキハ45系が1両あるとさらに味が出ますね!

カツミ製品のこの模型、前回生産のものに比べてインテリアの追加や灯火類のLED化、動力のコアレスモーター(キャノンLN15)化など模型としてかなり洗練されています。その分お値段がぐんと上がりましたが・・・生産量が少なかったようで、ほとんど市場で見る間もなく在庫が見つからなくなってしまいました。これはカツミ有楽町店で買い求めたものです。既にツートンカラーやキハ45のタラコ色などは無いとのことでした。

一般的には初期のツートンカラーが人気だと思いますが、国鉄末期モードの筆者はタラコ色で丁度よいですね!ただ、片運転台のキハ45に比べて両運転台のキハ23はさらに両数が少なく、タラコ時代に関東近辺で走っていたところとなるとほとんど皆無かと。というわけで?少し北上して郡山機関区に所属し会津線を走っていたころのイメージに仕上げることにしました。


▲最初の難関はこのインレタ!!老眼の筆者には細かすぎてきつい作業です。

形式以外の文字は小さすぎて、一々デジカメのマクロモードで撮影し、拡大して確認しながら切り取り、貼りつけて行きます。

sRIMG14389.jpg
▲とりあえず根気よく、ひとつずつ。(ちなみにこの検査表記、上下逆につまんでいることにはすぐに気が付きましたよ!)

最初に形式と番号、これは鉄道ピクトリアル誌のキハ35、45特集(過去2回あり)の一覧表や、ネットなどで会津線のキハ23を検索し、タラコ時代の写真が見つかった耐寒型、新潟鉄工所製造のキハ23517といたしました。次に所属ですが、本来であれば郡山ですので「仙コリ」としたいところですが、付属のインレタには「仙ココ」しかありません。

ぶっちゃけ、老眼で何も見えないので雰囲気的に「仙ココ」で代用いたしました。(517は晩年小牛田に所属しているので、まぁ良いかと)その後定員116名とかエンドマークとか、ATSマーク、検査表記と目を酷使しようやく張り終えました。

sRIMG14388.jpg
▲うーむ。何とかこんな感じで。

次にパーツ類です。まずは別付けとなっているタイフォン。製品は暖地型の0番台と寒地型の500番台の両方に対応できるよう、ロストワックスの塗装済みパーツが付属しております。実は0番台でも所属地域によってはカバーのついたタイフォンだったりしますので、一概には説明できないのですが、今回は寒地型ですのでカバーのついたタイフォンを選びます。パーツの湯口をニッパーで切り取り、少量のゴム系接着剤を付けて差し込むだけです。ワイパーは本当はタラコ色に塗りたいところですが、銀色のまま。

sRIMG14414.jpg
▲検査表記などは一見旨く貼れているように見えても、デジカメで拡大すると歪んでしまっていますが・・・ま、これ以上は無理です((+_+))

sRIMG14413.jpg
▲反対側(非便所側)にはエンドウのキハユニ26で使わなかった幌を取り付けました。

うーむ。「架線注意」のシールも貼りたいところですね。そのうちエコーなどで調達してきましょうか。
#なお、背景のヒヤシンスは満開を越えて傾いてしまいましたが、自然の為すがままに任せております。

sRIMG14390.jpg
▲何とか完成!

と思いきや、乗務員ステップが無い。手持ちのエンドウのパーツをネジ止めしようかと裏を見ると・・・乗務員ステップ用のネジ穴が切っていないではないか・・・ここはエンドウとカツミの考え方の違いか?カツミの模型は乗務員ステップを省略しましょうということなんですね。ハイ従います。(ええ!?)

さすがに床下とはいえ完成品にネジ穴を切るのは気がひけますので、しばらくはステップは無しということで(^^ゞ以下、完成記念撮影です。

sRIMG14408.jpg
▲検査表記をつけた4位便所側から

sRIMG14410.jpg
▲幌を取り付けた2位側から

キハ23、車体長もキハ20より長く1両でも存在感がありますね!1両で会津滝ノ原に佇む姿も良いのですが、ここはひとつ手持ちの写真集やネットなどでも頻繁に出てくる編成にしてみたいと思います。

すなわち、キハ55シールドビームタイプ、キハユニ26タラコと組んで3両編成です。既にキハユニ26タラコは所属しておりますので、キハ55シールドビームがあれば・・・ってことで此方は先日手配済みです。

そんなわけで、いきなり会津地方のキハ23となりましたが、名鉄キハ8500もあることですし何かの縁でしょうか。DD5114とはそれぞれ時代も違うし被りもしないと思いますが、時空を超えて集うのが模型の良いところです。さて、どうなることやら。

長々とお付き合いいただき、有難うございました。

エンドウのキハ20系列(旧製品)(1)

sRIMG14499.jpg
▲キハ20とキハユニ26(エンドウ)

白紙をバックに簡易撮影用コーナーを設置しましたので、記録的な意味合いも含めて、これまでご紹介したキハを改めて撮影してみました。(カメラはRicoh GRIIです)

まずはエンドウの1世代前(90年代)のキハ20系タラコから。

sRIMG14474.jpg
▲端正なお顔にタラコとシールドビームの「晩年」感が漂ってます。

実は今回キハ20系全般の乗務員ステップを幅広のものに交換しました。これまで何の疑いもなく狭幅ステップを装着していたのですが、本当は幅広ステップが正解ですね。地域によっては狭幅のステップに交換されていた例もあるようですが、20系気動車時代はデフォルトは幅広ステップですからね。
(別件でキハ30系の乗務員ステップについて調べていて気がついたのです)

なお、当時のエンドウの説明書には狭幅ステップを取り付けろ、とご丁寧にパーツの製品番号まで指定されているのですが、これはどう考えても誤記ですね。ステップのパーツも1個500円はしますので、早く改めてもらわないと。

sRIMG14470.jpg
▲ステップを正しいものに交換したし気持ちがスッキリしました!

さてさて、キハ20系の中でもキハ20の魅力はというと、筆者が感じるところは以下の点です。
・2エンジン車に比べて若干短い全長
・縦型のDMH17Cエンジン(初期はB形ですか)
・両運転台と中央によった客用ドア
・ステップの明かり取り窓がついたプレスドア
・やや偏った煙突と左右非対象の窓配置

コンパクトな車体に列車として必要な機能が無駄なくギュッと凝縮されているところです。かと云って今の軽快気動車のように徹底したコストダウンが図られているわけではありません。

sRIMG14494.jpg
▲1両の中で全てが完結している、それが魅力なのではないでしょうか。

「国鉄」という良くも悪くも「規格」が全ての世界にあって、ローカル線用の車両だからといって貧相なものではなく、実際に乗車すると、後の近郊型車両に比べるとボックスシートのサイズにも余裕があり、ゆったりしている印象でした。

お次はキハ25です。

エンドウのキハ20系列(旧製品)(2)

sRIMG14478.jpg
▲エンドウ旧製品のキハ25です。

前回キハ20系の魅力について語っておりましたが、そこには該当しない「片運転台」のキハ25です。キハ25というと関東圏では水戸線、真岡線あたりに集結していたようですが、残念ながら筆者は当時は関西で、次に紹介するキハユニ26とともに、なかなかお目にかかれない型式でした。(唯一、当時の積水金属製Nゲージでは馴染みでしたが!)

sRIMG14482.jpg
▲片運転台というと、運用上他車との連結が必須になってきますので運用が難しいというのは模型の世界も同じですね。

筆者のコレクションの中でもキハ25はこの1両だけです。この時代のエンドウ製品の気動車はCN16(低速型)片軸駆動のMPギアで、自車1両を動かすには申し分ないのですが、モーター無しの車両を連結すると通電不良区間などがあると若干怪しげな動きとなってしまいます。つまり編成を組む場合は、全車に動力があったほうがスムーズな走りが期待できるのです。

sRIMG14477.jpg
▲模型では、表面だけ表現されたDMH17Cエンジンの間にCN16モーターがつりさげられ、運転台側の台車2軸を駆動します。実物っぽい!(実車の駆動軸は1軸だけですが)

そういう意味からもエンドウの旧製品においてモーターが設定されていなかったキハユニを除き、全車動力付きで発売されていたのには納得がいきます。M車比率が低いNゲージでは考えにくいことですよね!

エンドウのキハ20系列(旧製品)(3)

sRIMG14502.jpg
▲エンドウ旧製品のキハユニ26、製品群で唯一モーターを積んでいない模型です。

エンドウ旧製品のキハ20系シリーズ最終回はキハユニ26です。国鉄時代は他車からの改造が普通であった郵便荷物気動車にあって、北海道向けのキハユニ25とともに珍しく新車として製造された車両でしたね。

実車では保存されている車両を除いてほとんど見ることができませんでしたが、模型的にはNゲージも含めてメジャーな型式なのではないでしょうか。ローカル線の写真などには普通に登場するキハユニ、単調なタラコ編成にちょっとした変化がついてとても良い感じです。

sRIMG14486.jpg
▲コンパクトな車体に、荷物室と郵便室、一般向けの客用室が納められています。

ああ、でも触れなければいけない問題が!エンドウさんのこの製品、こちらサイドから見ていただけますとお分かりのように、何故か煙突が二つ付いているのです。キハ20系にあってキハユニ26だけは煙突は一つ。こちらサイドに煙突があってはならないのですよ。

sRIMG14490.jpg
▲うーん、実に惜しい。

なんと最新の製品になってもこれが修正されていません。誰も指摘しないのか、あるいは変形車としてそういうものもあったのか!?(無いと思いますが)エラーと分かっていても買ってしまうのですが。

sRIMG14488_20130303105537.jpg
▲こちらサイドの乗務員扉は窓一つ分後ろにあるのが特徴ですね。こちらも乗務員ステップを幅広のものに交換しましたが、台車との干渉もなく(ぎりぎりセーフでした)良い感じです。

気を取り直して・・・キハユニ26も大変魅力ある車両です。先にも述べましたがコンパクトな車体に色々な要素が詰まっていて見ていて飽きませんね。不規則な窓配置も魅力の一つです。

国鉄時代には編成のど真ん中にどーんと郵便荷物車が連結されていて行きどまりになってしまい、車両間を自由に行き来出来ないこともしばしばあったようです。今のサービスからすると考えられないことですね。そんな編成も再現しながら楽しんでみたいと思います。

フクシマのキハ06(再)


▲今回はフクシマのキハ06です。

先般ご紹介しましたフクシマのキハ06、こちらも改めて背景がごちゃごちゃしていない状態で写真をとりましたので再掲いたします。

メイドイン練馬、カチッとしたパーツを、歪みのない丁寧な組立、美しい塗装で仕上げた絶品の模型です。インテリアなんて無くても問題ない!そう思わせてくれる模型ですね。

sRIMG14514_20130306015150.jpg
▲サイドビュー。プロペラシャフトの無い側の床下にはラジエターがぶら下がっています。

実車キハ06は、戦前型のキハ04(キハ41000シリーズのガソリンカーキハ41300)の設計をベースとして戦後に製造されたディーゼルカー、キハ41600の形式称号改正後の型式です。車体は非常によく似ていますが、シルヘッダーがリベット打ちから溶接に変わったため、車体がすっきりとしております。

sRIMG14507.jpg
▲一方、この模型では扉は原型のものが採用されております。

Hゴムでガラスを固定しているプレスドアに換装された車両もあったとは思いますが、模型では好ましいスタイルの原型扉です。シルヘッダーや雨どい、手すりに至るまで手抜きのない作り込みです。

sRIMG14511.jpg
▲ガーランド型ベンチレータがちゃんと浮いて取り付けられているのが分かります。

しっかりと作り込まれた良い模型は、そこに置いてあるだけで、眺めているだけで当時の音や匂いといったものがリアルに甦ってくるのではないでしょうか。木造の床に塗ったタールの匂い、ガラガラガラとエンジンのアイドリング音、薄暗い室内。仕事から帰り、これをしばらく眺めるのが筆者にとって一番の元気の素となっています。

カツミのキハ23


▲先日インレタやパーツを取り付けたカツミのキハ23も改めて撮影しました。(幌はエンドウのキハ20系のものを流用)

キハ45系というとあまりぱっとしない上に、両数も少ないことから、この後大量に増備されるキハ40系に紛れてしまってほとんど目立たない気動車でしたね。実は日常の中で、無意識のうちに乗ったりしていてもほとんど気づかれることなく、そしていつの間にか消え去ってしまいました。

筆者の場合もほとんど知らない形式で終わるはずだったのですが。

sRIMG14523.jpg
▲キハ45系はキハ20系の近代化バージョン。両運転台のキハ23は、車体長こそ2エンジン車と同様に長くなりましたが、ボックスシートを装備、中央に寄せた両開きドアや両運転台やトイレなどがギュッと1両に詰まっているところが魅力です。

奈良在住の頃と云えば桜井線、和歌山線の電化前で、まだ奈良機関区には気動車がうようよとしていました。基本的にはキハ35の大所帯で、週末に父と山の辺の道を歩くのに桜井線などに乗って出かけますと、まずはキハ35の4連が基本だったのです。そんな中、片町線(こちらも電化前)の長岡から奈良に乗りいれてくる車両はボックスシート率が高く、ある日のこと、珍しく天理行きの列車にキハ45が連結されており(キハ35+キハ45+キハ35+キハ45)大喜びしたのを覚えています。もちろん乗車したのはキハ45でした。

sRIMG14530.jpg
▲ディーゼルカーに両開き扉というのがミスマッチな魅力だと思うのですが。

いつもキハ35のロングシートから眺めていた景色、奈良駅を発車すると右手に奈良機関区を見ながら、決してスピードは上げずに、関西線から反れて大森陸橋を左にカーブしながらくぐるとすぐに京終駅に。アイドリング音をガラガラ響かせながら停車・・・京終、帯解、櫟本・・・と如何にも古都らしい難しい読み方の駅が続きましたが、ボックスシートで窓を全開にすると田圃を隔てて心地よい風が入ってくる。そんな少年時代を思い出してしまいます。

sRIMG14520.jpg
▲苦労した検査表記のある側・・・いいや、決して近づいて見るべからず!

と、ここまで引っ張っておいてナンですが、実はキハ23は奈良には居ませんでした。キハ45は居たのですが、さらに関西本線、柘植や亀山にはキハ53(キハ23にエンジンを二個積んで加太越えに挑んだ仲間)は居ましたが、キハ23同様、乗ったことはありません・・・あしからず。

筆者の模型気動車は基本的には東日本仕様で揃えており、特に今回はタラコ塗装。会津線での晩年の活躍をイメージしております。昔から雑誌や写真集で馴染みがあったのかもしれません。タイフォンカバー付きとして、500番台耐寒型仕様に仕上げました。

sRIMG14539.jpg
▲筆者、人生初のカツミ模型店の車両です。

これまでエンドウの気動車は多数導入しておりましたが、カツミさんのは初めてです。エンドウに比べて繊細な部分も多く、例えば両開きドアの合わせ目をグレーの色差しでゴムを表現していたり、また、インレタの表記類が細かいなどの特徴があります。エンドウは検査表記どころか、エンド、所属表示すら省略されてますからね。ま、くろま屋あたりのインレタを調達すればよいのですが・・・一方でカツミには幌は入っておらず、乗務員ステップを取り付けるネジ穴もないといったように、両者力の入れどころが違うようです。

動力はキャノンの一番新しいコアレスモーターLN15にエンドウMPギア。スムーズな走りが期待できます。旧製品のキハ20系(CN16)とは協調できないけれど、新しく発売されたキハ20、キハ35、キハ55系列のコアレスモーターLN14とは協調可能と思われます。ますます活躍させたい、いま裏庭機関区では旬の車両なのです!

エンドウがキハ40系列を再生産

先日職場のセンパイの送別会で立川に行ってきたのですが、宴会が始まるまで少し時間があったのでエンドウさんを覗いてきました。

エンドウさんで今興味があると云えば・・・
・西武5000系レッドアロー6両セット
・西武新101系2両セット
・国鉄381系しなの

発売予定のものも含めてとても魅力的なのですが、いずれも優先順位の関係で恐らく購入することは無いでしょう。
そんななか、前から発売予告のあったキハ40系のパンフレットが置いてありました!

endo_kiha40danchi.jpg
▲キハ40系暖地用

endo_kiha40kanchi.jpg
▲キハ40系寒冷地用

何と、一般的な暖地用に加えて、台車が空気ばねとなっている寒冷地用(500、1500番台)も製品化されるのですね。しかもキハ40にいたっては前期型と後期型とあります。最近エンドウサンの模型もグングンと値上がりしてますが、今回はインテリア付き。

暖地向けだけだったら割り切ってキハ47を2両か、キハ40を一両かなと思っていたのですが、思いっきり悩みました。結論としては、既に配属されているキハ23 500や先般のDD51何かともお似合いの、寒冷地用、キハ40 500の前後期、キハ47 500の3両を予約しました。(ま、キハ47は両開きドア好きの筆者としては外せないところでして・・・今のところ他形式との併結運転を前提に1両だけです。)

ここからは想い出の車両、非電化路線編。いずれも購入直後のあまり手を入れてない状態の写真を集めてみました。

sImg0618.jpg
▲これはキハ20、買ったばかりのころ。16番で初めての旅客用車両でした。値段は今の標準的な車両の半額ぐらい。

初めて触れる16番ゲージの金属製旅客車両。か弱い「CANON CN16」モータの駆動を片側の台車に伝え、金属製の車体を振動でぶるぶるとふるわせて発進する様には感動したものでした。

sImg1524.jpg
▲こちらはその次に購入した初めてのDD。ムサシノモデルDD13611。値段はやはり今の同程度の機関車の半額程度。鉄道模型界のインフレはとどまるところを知りません。

A寒地装備のDD13,小樽築港所属機。側面の手すりが暖地向けよりもしっかりしたものになっています。

初めて触れるムサシノモデルの精密さ、ドイツのファウルハーベルコアレスモータ搭載による低速からの安定した走りに驚いたものですが、その後2タイプの内地向けDD13を購入したことにより、北海道のこの機体が浮いてしまい、最後には下取りに出してしまいました。

sImg3196.jpg
▲名鉄キハ8500北アルプス。貫通幌を付けないと、この車両の本来のデザインの狙いが分かりやすいですね。

名鉄としては本当はパノラマカーにしたかったキハ8500系。乗り入れという制約上それが認められず、平屋になりました。それでもなるべく前面展望を良くし、スマートに見せたかったのでしょうね。
2両編成にすると晩年の会津鉄道時代を思いだしますね。特急車両らしく「CANON LN14」両軸コアレスモータ搭載で、スムーズに走ります。

気動車はここ連続でご紹介しているDDをはじめとして、ディーゼル機関車は4両、一般型気動車は14両、準急型が2両、特急型(といっても名鉄ですが)が5両の大所帯。1,2両から遊べるし、色々と組み合わせて楽しみたいものです。今から今年の秋-冬が楽しみですなぁ。

エンドウのキハ35系(1)


▲ずらーりとタラコ色のキハ30系。さて、おっ始めますか!

ちょっと前の八高線をイメージして少しずつ増備していたエンドウのキハ35系。1両だけ手を付け始めていたのですが、ステンレスの900番台を除くと、シールドビームの型が八高線では少数派のタイプなもので番号を特定できず、書籍やネット上の写真を調査しておりました。

そうしている間に2,3年。月日が経つのは早いものです。そろそろ調べたデータをもとに、付属部品やインレタを付けることにしました。目指すところは、1980年代国鉄晩年の川越線・八高線です。パーツとしては、前面補強板、サボ受け等をゴム系接着剤で取り付けます。

IMG_5299.jpg
▲前面補強板を取り付けるには、正面のいくつかの手すりをニッパーでカットしなければなりません。後戻りできない怖さよ・・・

手すりは外側をカットしてラジオペンチで引っ張れば、うまく真鍮線を抜くことができることもあります。筆者の場合は成功確率30%といったところ。途中でちぎれてしまった場合は、諦めてニッパーでなるべく根元から切り、それでも頭が残ってしまったらペンチなどの平らな部分で押し込んでやると良いです。補強板の裏側は凹みが付いており、ある程度の出っ張りは逃がすことができますが、接着面は平らにこしたことは無いですからね。

キハ30系データ
▲該当するシールドビームのタイプに相当する車番を、書籍やネットの画像から割り出してみました。オレンジ色の行が今回の模型の候補です。

※この図で「2位」とあるのは「3位、4位」側の謝りです。ご容赦あれ。

当時はタラコのキハ35系など、雑魚中の雑魚でしたから、こうしてマメに写真に記録しネット上に公開してくれるなんて有難いことだと思います。また、鉄道ピクトリアル誌(2004年2月)のキハ35・45系特集は大変参考になりました。

HL.jpg
▲この図はトラムウェイから拝借!

そもそも、八高線に多いのが上図左上の、いわゆる「豚鼻」タイプ。エンドウの完成品ではキハ35900首都圏色のみがこのライトケースになっています。一方通常のエンドウ製キハ30、35の首都圏色は、西日本地区のヘッドライト改造に多く見られた上図左下のタイプ、しかも未塗装の銀色となっています。

で、良く調べてゆくと、筆者の好きな80年代の写真の多くは、このヘッドライトが朱色に塗られており、銀色のものは90年代の写真がほとんどでした。模型の銀色のシールドビームケースは、国鉄末期かJR化後にそうなったものなのか、結局のところ詳細は不明でしたが、ここは形が同一ということで許容しましょう。また、写真で前面補強板が無いものがあっても、その後ずっとその状態を維持したかは不明で、余りこだわっても意味が無いという結論にいたりました。

さて、作業の続きを。といっても前面補強板にゴム系接着剤を付けて貼りつけてゆくだけですが。

IMG_5309.jpg
▲一旦貼りつけたあと、写真を取って客観的にチェックします。補強板が盛大に歪んでます。丸印は手すりをカットしたところ。

何しろ、こういう作業のときは老眼がつらい。歪みや接着剤のはみ出しを一々写真で拡大して確認しながら進めます。(老眼鏡買えって!?もうすぐ誕生日プレゼントで家内より貰う予定です!!)

IMG_5310.jpg
▲うまく取りつけたと思っても油断は禁物。接着剤がはみ出てます!

IMG_5311.jpg
▲位置は良いようです。右側はジャンパ栓の上に取り付けるので位置決めがしやすいのです。よって右側から取り付けています。

IMG_5313.jpg
▲苦しい写真が続きますが、左は少し下がり気味。そして右側の板が浮いているのが分かります。

板が浮いてしまっているのは、手すりをカットした後の処理が不十分だからです。一旦補強板を外し、出っ張っている部分をペンチの頭でつぶして再度つけ直しました。

IMG_5314.jpg
▲まだ歪みが見えます。それと接着剤。

こんな感じの地味な作業を繰り返し、綺麗に接着剤をはがしたら一段落。ゴム系接着剤ですから、一度付けたパーツを次の日に剥がすこともできますし、乾いた後でも精密ピンセットで引っ張ってやれば綺麗に剥がれてくれます。

IMG_5306.jpg
▲とりあえずキハ35とキハ301両ずつ施工。こんな感じでどうかな!?

これで衝突事故時の乗務員の安全が確保されるというものです。そうそう、乗務員ステップ(幅狭)も取り付けてあります。

IMG_5307.jpg

この日はこれにて作業打ち止め。今後我が機関区のキハ35系は以下の通り整備することにします。

キハ35164 補強板有り 八王子向き幌無し
キハ35176 補強板有り 高崎向き幌無し
キハ35910 (元々補強板無し)高崎向き貫通幌有り
キハ3034 補強板有り 高崎側幌有り
キハ3097 補強板無し 高崎側幌有り

サボ受けとかインレタとか、老眼に厳しい作業が続きますが、進展がありましたら追々ということで!

エンドウのキハ35系(2)


▲しばらく放置していた35系気動車の整備を再開します。

エンドウのキハ35系。完成品の癖に、あまりに細かいパーツの多さと、それにしては交換できない肝心のシールドビームが関東には少ないタイプであることに閉口して、なかなか手を付けられずに居りましたが、ようやくまとまった時間が取れましたのでパーツ取り付け、インレタ張りを再開します。

前回は、いくつかの車体に前面補強板を取り付けましたが、今回はその他のパーツを。

sIMG_5846.jpg
▲幌、側面サボ、放送用コードを準備しておきます。ここにはありませんが、側面所属表記札差なんてのもあります。

ドアスイッチなどはもはや諦めることにします。きめ細かなパーツが準備されているのはメーカーの誠意なんでしょうけど、やや厳しく云えば有難迷惑とも感じられます。不要なパーツは別売りにして、その分安くできなかったのか、その分肝心のインテリアを付けて欲しかったとか(ボソ)

sIMG_5848.jpg
▲そもそも側面サボはこのような左右分かれたパーツも選択可能なのですが、一体どうやったら綺麗に貼りつけられるのか?

これらのパーツ、速乾性のゴム系接着剤で辛抱強く貼りつけていきます。

sIMG_5854.jpg
▲鋼製車体のキハ30やキハ35には、この板状のサボを取り付けました。

出っ張りがカッコ悪いですけど、左右分かれているパーツを取り付けようとすると、車体にボンドがはみ出たり、接着剤の量が少ないとちょっと触っただけで動いてしまうなど、最終的な選択としてこれに至ったわけです。

一方、コルゲートの目立つステンレス車体のキハ35 900番台は、頑張って左右分離タイプのサボ受けを取り付けてみました。

sIMG_5853.jpg
▲コルゲートのおかげではみ出した接着剤が目立ちにくかったりします。

ま、こんなもんでしょうか。続いて苦手なワイパー。苦行が続きます。

sIMG_5850.jpg
▲まずは差し込みやすくするために、先端をとがらせるように切っておきます。

この角度がポイントで、細くしすぎると差し込む時の抵抗でグニャリと曲っちゃいますのでご注意あれ。

sIMG_5849.jpg
▲ワイパー取り付け穴から0.4mmピンバイスを通し、インテリアの運転台にも穴をあけておきます。

ワイパーの穴が曲者です。穴は開いていますが、インテリアの運転台には穴があいておらず、ここにつっかえて何本ものワイパーを無駄にしたことか。

上記のような準備を行い、ようやくスムーズにワイパーを通すことができました。いずれも老眼にはきつい作業。妻のプレゼントの老眼鏡が大活躍でした。

sRIMG17789.jpg
▲インレタも細かい表記は見えず、デジカメで撮影して拡大しながらの作業となりました。

日曜日の午後いっぱい作業をしていましたが、キハ30を2両、キハ35 900が1両の合計3両で時間切れ。残るキハ352両のインレタのみ、またのお預けとなりました。実はインレタは所属表記「高タカ」で失敗連続!数が足らなくなってしまったので後日エコーまたはフジヤかに調達しに行かねば。

sIMG_5857.jpg
▲キハ30の正面(3-4位側)の検査表記は気が狂うほどの狭い場所への貼り付け。

これから作業をする方は、正面インレタ張りについては幌、放送用ジャンパ栓は取り付け前に張ったほうが良いですね。筆者も一度付けた幌は外してからインレタを貼りつけましたが・・・こうして見ると歪んでる!!写真は真実を写すものですなぁorz
これも後日溶剤で落として張り直しじゃ!

sIMG_5861.jpg
▲そんなわけで、遅々として進まぬキハ35系なのでした。

少しずつ増備しているうちに5両まで拡大したキハ35系ですが、一度にやることになるとかなりしんどい作業となってしまいました。エンドウさん、高級な模型なのですから、せめてインテリアと側面サボ、札差など全車共通に取り付けられているパーツぐらいは予め付けといてください・・・

エンドウのキハ35系(3)


▲キハ30の3-4位側正面の検査表記を張り直しました!!

前回気合を入れて一気に仕上げようとしたエンドウのキハ35系。しかしながら、慌てるとろくなことは無い・・・前回のお恥ずかしい写真を見ればお分かりの通り、キハ30の検査表記が著しく歪んでしまいました。

今回は迷わずこちらの修正から。タミヤの溶剤X20を綿棒に少量付けてササッとふき取り、張り直しです。今回は鉄道ピクトリアルやネット上の写真から、検査表記のレイアウトを80年代初頭に見られる縦配置としてみました。

IMG_5864.jpg
▲鉄道ピクトリアルの表紙より。このレイアウトのほうが作業的にもやりやすいし、何より筆者の好きな時代ですので。

以前も書きましたように、厳密に言うとその時代はワイパーもシールドビームも朱色塗装されていましたが、これ以上は追及しないことにしました(^^ゞ

IMG_5866.jpg
▲幌などは一旦取り外して作業しました。ゴム系接着剤はそのあたりが柔軟なので助かりますね。

今回は失敗を避けるため、必要な部分をきちんと切り取り、一枚一枚セロテープで固定しながら貼りつけてゆきました。また貼りつけ後にデジカメで撮影し、客観的に見て失敗が無いかを確認しながら進めました。

IMG_5867.jpg
▲キハ30 97 正面の補強板の無いバージョンとしました。

欲を云えば、

50 - 9
大宮工

のマークがもう少し右だと良いのですが、放送用コードが邪魔でこの位置が限界でした。ま、歪みは無いので良しとしましょう。我ながら、綺麗に晴れて満足です。

IMG_5870.jpg
▲キハ30 34 こちらは前面補強板ありです。補強板の場合は、検査表記が若干上につきます。

さすがにこちらは2回目なのでうまくいきました。補強板のあるなしで、これまた表情が変わるものですね!実際に同時代にこの特定番号車がこのような状態だったかは不明です。あくまで筆者の好みでこのような仕様にしていることはご了解くださいませ。

IMG_5874.jpg
▲その他、ATSやその他の細かい表記を張り終えて完成!!

続いて、キハ35を二両。もうキハ30でノウハウを得ていますから、機械的に進みます。検査表記は真っ平らな連結面だから余裕ですね・・・

IMG_5879.jpg
▲キハ35 108, 164の2両。ともに前面補強板あり、幌無しです。

実はキハ35の4位の所属表記が足らなくなってしまって、未貼り付けですが、一旦完成ということに!!

IMG_5882.jpg
▲手前を八王子方とすると、各車はこのような向きを想定しています。

80年代当時、これらの気動車がどのような運用となっていたか、詳細は不明ですが、書籍やネット上の写真から次のような模型上の編成を想定することとしました。

編成図
▲ウラニハ機関区所属のキハ35系編成パターン図です(*^_^*)

ま、気動車なんて編成はバラバラにしたり他形式と混結したり自由ですから、あくまでここだけの想定です。キハ20、45、55系などとも連結してやりたいです。こんなことを想像したりする楽しみが模型遊びの醍醐味ですね!!

IMG_5889.jpg
▲全員正面を向けて!出来たー(*^_^*)

いやー、エンドウのキハ35系。細かすぎる部品やインレタに一時は挫折しかけましたが、何とか完成です。こうして見ると客室インテリアが無いことを除けば、中々良く印象を捉えており、良い佇まいですね。

昨今はプラスチック製も出て、走らせるならそれで十分(いや、むしろ走りは良いか!?)という考え方もありますが、こうして真鍮製模型を眺めたり手に取ったりしますと、やはりブラスはええのう、となってしまいます。

IMG_5894.jpg

最初の一両購入から2年あまりが経過してしまいましたが、ようやく完成です。タラコのキハ35系なんて雑魚中の雑魚だと思っていましたが、こうして見ると合理的で機能優先、デザインも画一的というか、国鉄っぽい魅力が詰まっています。そんな雑草的な魅力が滲み出てますね。

キハ35系、次の運転会に持ち込んでみようかな・・・

(エンドウのキハ35系はおしまい)

エンドウのキハ47 1500、増備しました


▲半年の時を経て、相棒を増備しました。

再生産されたエンドウのキハ40系シリーズ、筆者の好みから空気バネ台車を履く寒冷地タイプ、500番台を中心に入手してきました。この手の車両は、発売時に手に入れておかないとなくなってそれっきりよ、ということもこれまで経験しておりますので、まずはどうしても手に入れたい、キハ40 500の前後期、それとキハ47 500を予約して入手しました。

そして比較的人気が低いであろう1500を後回しに。

R0013582.jpg
▲トイレがなく、それゆえに屋根上の水タンクもない、比較的あっさりした車両です。

端正と云えば云えなくもないけれど、あっさりとした車両です。模型的にはモータも省略されており、トレーラです。案の定、安定した在庫、というか皆さんここまでは買わないのでしょう。しかし油断は禁物。メーカーだって両数は作っていないはず。

いくつか手持ちの車両の売却が決定し、某ナスの額も決まった6月、職場近くのエンドウさんに直行。

R0013585.jpg
▲そんなわけで、キハ47の背中合わせが出来上がり!

個人的には、裾絞りの下のほうまでグンと伸びた両開き扉がとてもかっこよく感じ、キハ40系の中では一番好きな車両でもあります。当初の設計思想では、キハ40の暖地型2000番台は両開き扉にしたかったのだそうですが、洗面所設備などの設置の関係と車体の強度の関係でやむなく見送ったとのこと。

R0013573.jpg
▲キハ47 1500

R0013574.jpg
▲キハ47 500

こうしてみると40系の全長って長いですなぁ。
これの両運転台があったらカッコよかっただろうなと思っていたら、最近、逆にキハ47を無理やり両運転台にした車が西のほうに出現しましたね。やればできるじゃないですか・・・

R0013584.jpg

ま、それは置いといて、キハ47の寒地型と云えば米坂線でしょうか。あのあたりのイメージで他の形式とも連結させて楽しみたいと思います!

R0013588.jpg


その前にインレタやらワイパーやらが待ってますなぁ。

地味に増殖中!エンドウのキハ


▲キユニ26 バス窓、首都圏色。(モデルプラザエンドウ特製品、モータ無し)

ネタがない故、この期に及んで昨年増備したキハなどを引っ張り出し。
ワイパーやインレタをつけていない、いわゆる箱出し状態ですがご容赦ください(^^ゞ

キユニ26、特に首都圏色となると、知らない人が見たら20系気動車かと思うかもしれませんが、キハ55系由来です。キユニ26は様々な型式から改造されタイプも数多ありますが、この車両のプロトタイプはキロハ25初期型バス窓車です。荷物室のたった一つの窓に、その名残が見えるのがポイント。

ネット上を検索しますと、急行色のキロハ25が奈良機関区の頃の写真がヒットしたりしますが、首都圏色はおそらく四国に渡った後だと思います。

ま、そんなことは気にせず、何にでも繋げてしまう、筆者のアバウトさよ。
首都圏色にシールドビームという国鉄末期感が醸し出されており、筆者的には好印象なのです。

IMG_5831.jpg
▲同じく末期感漂うキハ26晩年型。(モデルプラザエンドウ特製品、キャノンコアレスモータLN15)

こちらもシールドビームで、本来雨どいにあった急行色の赤帯が消されてしまっています。当時はシールドビーム化工事された車両を「ブタ鼻」と揶揄し嫌っていた筆者ですが、今はどうしたことか。いつの間にか、この改造されて使い倒された感のある姿が好きになってしまいました。

IMG_5830.jpg
▲こんな感じの編成を並べてみて、ぼーっと眺めているとあっという間に時間がたちます。

で、線路がいっぱい敷いてありますが・・・こんな車両も増備しています。

IMG_5839.jpg
▲キハ20 200 首都圏色。(エンドウ、キャノンコアレスモータLN14)

エンドウさんのキハ20系首都圏色、筆者の16番ゲージ最初に購入したキハとなりますが、初代は非力なCN16片軸駆動でした。モータが新しくなってから一般色は購入したものの、首都圏色はこれが初めてです。この世代になってから、インテリア付き、テールランプ点灯式になったのも特筆すべき事柄です。

16番ゲージ、高価な割には最近までインテリア無しが当たり前のようになっていましたが、最近はようやくこのようにインテリアがついてくるようになりました。

IMG_5834.jpg
▲そんなわけで、M+Tの2両を増備しました。

いやー何度見てもこの形、好きですね。キハ58系よりも、このキハ20系や55系の端正ある顔立ちが好きです。
筆者の希望としては、キハ20 0番台(初期型バス窓車)のシールドビーム、首都圏色版なのですが、追加されないものでしょうかね。

IMG_5836.jpg
▲全員集合!

IMG_5840.jpg
▲こんな編成にしても違和感なく。

キハ26 + キハ20 + キハ20 + キユニ26
あ、偶然、全部1エンジン車でしたね!

キハ20系、キハ30系、キハ23系、キハ40系と、全部並べたら大変なことになっていそうですね。
そしてインレタや付属品も何とかしなくちゃ・・・

フクシマのキハ07 100番台(朱色塗装)

IMG_0214.jpg
▲ついに念願の入線です。

フクシマの気動車シリーズ、念願のキハ07を入手しました。
キハ06のところでも記載しましたが、キハ04、06、07と、いつもホームページや模型屋のショウウインドウを眺めてはため息をつき、見送っているうちにフクシマは廃業してしまい、二度と見ることができなくなってしまい幾星霜。

IMG_0235.jpg
▲戦後型とはいえ戦前の設計をベースにした増備車であり、戦前の優雅な時代を感じさせる前面6枚窓の流線形が特徴です。

なかなか手放す人がいないのか中古市場にもあまり出回らず、出たとしてもそこそこのお値段。
今回、ふと目についた中古品で、当時の新品価格ではありましたが、状態も良さそうなので思い切って購入してみました。

IMG_0236.jpg
▲戦後型の100番台ですので、リベットではなく溶接のすっきりした姿です。

キハ07は戦前のガソリンエンジンGMH17を搭載した当時では最大サイズ(19m)の気動車キハ42000の直系にあたります。キハ42000は戦後ディーゼルエンジンDMH17が開発されると徐々にこれに換装され、キハ42500となります。そして、最初からこのディーゼルエンジンを搭載して新規製造されたのが、このキハ42600です。
国鉄制式エンジンとなったDMH17のエピソードなど、魅力的な物語がたくさんありますが・・・それはまたいつか!
その後形式変更がなされ、戦前のキハ42500はキハ07 0番台に、戦後のキハ42600はキハ07 100番台となりました。
※かなり端折っておりますので、詳しくは文献やウィキペディアなどご参照ください!

IMG_0219.jpg
▲塗装はクリーム×朱色。100番台はヘッドライトが屋根に埋め込まれており、スマートな外見ですね!

キハ07は、フクシマからは0番台、100番台それぞれ青と朱色の全4種類(それと私鉄型もあったかな・・・?)発売されていました。第一希望は0番台の朱色だったのですが、筆者が購入可能となったときには、0番台の青しか残っていませんでした。それでも買っておけば良かったものの、迷っているうちに完売。でも探していれば出てくるものですね!全種類制覇とは云いませんが、いずれは0番台朱色なども見つけたら入線させたいものです。

IMG_0209.jpg
▲向きを変えて。

筆者、キハ07の実物はと云うと、国鉄時代には見たことも触れたこともありませんでした。初めて乗車したのが、岡山の同和鉱業片上鉄道の保存鉄道で展示運転していたキハ702。今の時代にこのディーゼルカーを動態保存している保存会にはただただ頭が下がるばかりです。

(ここに誤った情報を記載しておりましたが、読み辛くなってしまいましたので削除しました。なお、片上鉄道のキハ702については次の記事を参照ください。)

IMG_0223.jpg
▲何度見ても見飽きない、優雅な流線形!

そして、乗りはしませんでしたが、つい最近(といってもいつの間にやら10年間ですか。早いなぁ・・・)までは鉾田に行けば鹿島鉄道にてキハ601とキハ602という現役で走るキハ07系(のなれの果て)を見ることが出来ました。(写真にはたくさん撮りましたが、筆者まだフィルムカメラの頃でありまして、デジタル化していないのでご紹介できないのが残念なところです。)
この鹿島鉄道のキハ600系列は、魔改造と申しますか、正面はこの優雅な流線形をカットしてしまい普通の切妻化、ヘッドライト2灯、最後にはクーラーも装備されており、室内はロングシート化されるなど、もはやキハ07といって良いのかわからない状態でしたが・・・ちなみにキハ602のほうが中央部が垂れ下がっていなくて、まだマシだったような記憶があります。

IMG_0216.jpg
▲やっぱええなぁ~。見ているだけでウットリ。

一番原型を保っているのは、門司の九州鉄道記念館で見たキハ07 41でしょうか。この時は感動しましたね。ただ、今更ながらに気づいたんですが、残っているのは0番台ばかりですね。この模型のプロトタイプなる100番台はもはやどこにも無いというわけなのですね。

IMG_0201.jpg
▲筆者にとってはキハ06とともにお宝です。

模型ですが中古品ということで雨樋の一部に0.5mm程度の塗装ハゲがありますので、このあたりはレタッチを予定しています。また走行状態は確認しておりませんので、その辺りも試しながら調整したいと思います。
#フクシマのFMギヤは単純な構造なのであまり心配してませんが。

IMG_0239.jpg

キハ06との並びはまたの機会に!!
プロフィール

ウラタニハ

Author:ウラタニハ
はにたらうの”ウラニハ”へようこそ!1970年代~80年代に活躍した鉄道が忘れられず模型の世界にどっぷりとハマっています。たまに実物も。更新頻度は高くないかもしれませんが、とりあえず出発進行!

カテゴリ
カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR